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我輩は逃亡者である
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そう…だな、お前の言う通りだ。今回は束が何かした訳じゃないし更にそこ犯人をお前が捕らえたなら言うことなしだ。それに…今回のことで考えさせられることもあった。色々すまなかった束」
「いーよいーよ、全く束さんが悪くないわけでもないし」
「ただ今回のことを抜きにしてもお前たちが世界から追われてることは変わらんがな?」
「え?」
「え?」
「え?」
「束さんと上代と銀髪の娘反応揃ったぞ!仲いいな箒!」
「いや一夏、ここで注目するのがそこなのか…?」


え、えー…このまま綺麗に終われない?あ、無理ですか。なら…

「逃げるよ!かーくん、くーちゃん!」
「あいさー!くそ、見逃せよ!」
「はい!束様、おぶってください!」
「全員追え!あいつらを捕まえろ!」
「よしきた!上代翔!一緒に学園に通うぞ!男一人はキツいんだ!」
「待て姉さん!今までのこと色々じっくり聞かせてもらうぞ!」
「ふっ友を逃がすのを手伝ぉぉぉ!?セシリア、鈴何をする!?」
「今度は邪魔させませんわよマドカさん!」
「寧ろあいつらと一緒に捕らえてやるわ!」
「待てぇ!特にラウラ似の髪のクロエって娘こ!」
「そうだ!出身が私と同じではないのか!?」
「おねーさんを舐めてもらっちゃ困るわ、もう逃がさないわよ!」
「山嵐!捕縛ネットバージョン!」

なにオールスターみたいに追ってきてるの!?IS使うな!しぬ、死ぬから!?

ああ、もう…

――俺たちは俺たちの自由のために今日も逃げる!

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