IF √T
IF22
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ぎぎぎぎぎぎ!!ふんすっ!」
ふぅ…はぁはぁ、何とか地面にクレーターをつくる前に真っ直ぐ飛べた。
「これを真っ直ぐ飛べたと言っていいんでしょうか?」
「うん…やっぱ駄目?」
「回転しないように地面を両足で削りながら飛んでますし」
「いやー道路と燃費には悪いね、はじめて乗るもんだから全然わからなくて」
こうして何とか真っ直ぐ進めるようになったのはよかったけど道路と足の装甲が激しく削れて火花を散らしながら走っている…何か前に見える空が黒くなってるぞ?
「不味いです!恐らくあれは束様のつくられた無人機です!」
「え!?何であんなに出してるの!?」
「…私たちに会えなくて寂しいからでしょうか?」
「んなアホな!…いや!ありそうで困る、あの人もおれと違うとこで頭のネジ外れてるし!」
「かーくんさんは自覚あったんですね」
「まぁねー…急ぐよ!ッと加減ミスったぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「はいっ!――きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
そしてスラスター全開のまま盛大に地面のISの足の装甲を削りつつ束先輩のとこへ向かうこととなった。
途中ISの機能か束先輩の叫びが聞こえた…やっぱりあの人も人間なんだ。ただ勝手に居なくなったことにしないでほしい、らしくなくテンパりすぎだよ先輩。
▽▽▽▽
束さんが話終えると同時に束さんの持った箱から無数の無人機が出てきた。
「何体いるんだよ…!」
そしてその数に絶望仕掛けたところへ
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!ちょ!エネルギー切れる!?へい!束先輩くーちゃんパス!」
「え?えっ!?っとぉ!」
「へぷっ、お久しぶりです束様!」
「ぉぉぉ!?…うぇ?エネルギー切れた!?」
打鉄を纏った上代翔が突っ込んできて…エネルギー切れとなり上代翔単体で俺に突っ込んできた。
「何で俺!?ぐほっ!?」
「ぶるふぁ!?」
そうして白式を纏ってるはずの俺は飛んできた上代翔と後ろへぶっ飛んだ…何でだ!?
▽▽▽▽
「お久しぶりです束様!とと、それはともかく!かーくんさん!生きてますか!」
そう呼ぶくーちゃんの声が聞こえた。
「痛ったぁぁぁぁぁ!!死ぬかと思ったわ!」
生きてる!生きてるよおれ!織斑一夏くんナイスキャッチ!ただ今度からもうちょっとソフトにキャッチしてね!
…それより目を白黒させてる束先輩だ、なんだこの虫みたいにウジャウジャしたISは。多すぎてキモい。
「束先輩!IS乗ってここまで来たんで途中から束先輩の声聞こえてたんですけど…敢えて聞かなかったことにします。そんなことより宇宙いきましょうよ!世界を壊すよ
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