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我輩は逃亡者である
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いやー…うん、いつかこうなるんじゃないかとは思ってたんだけど。

「まさかスコールさんたちがクビになるとは」
「まったくよ…まあ仕事全然こなせてなかったもの、そりゃそうよね」
「スコールごめん…」
「クビになったものはもう仕方ないわ、気にしないでオータム」

しかし正体不明とされている組織がそんな一般企業のようなことするよね、そこに驚きだよ。

「まどっちはよく亡国が手放したね?」
「ああ、私か。いや手放そうとしなかったぞ?」
「え?なら何でここにいるの?」
「それはだな…」




▼▼▼▼



「スコール、オータム。あなたたちはあまりにも使えません。本日を持ってISを置いて出ていきなさい、今すぐに」
「…はい、わかりました」
「…わかったよ」
「おい待て、私はどうなるんだ?私もクビになるだろ?いやしろ」
「あなたという戦力を今の亡国は手放すわけにはいきません、他の部隊で働きなさい」

…ふむ、めんどくさいな。ここは翔にならうとするか。

「そうか。スコール、オータム待機状態のISを渡せ」
「はい、M」
「ちっ、おらよ」
「よろしい、M。私のところへ持ってきなさい」
「フッ馬鹿め!そら!そら!そぉぉぉぉい!」
「なぁ!?ISを投げ…っ!」

飛んでいけ!ゴールデン・ドーン、アラクネ!サイレント・ゼフィルス!
…ふぅ、それぞれ三方向に投げたが窓を突き破りいい距離飛んだと自負できる。

「さぁ、今のうちに行くぞ!スコール、オータム!」
「え?ええぇ!?」
「ちょっ、お前上代とやり方変わらねぇぞ!?」

知らん知らん!今は逃げるぞ!


▼▼▼▼




「ってことがあってな」
「おお、サイレント・ゼフィルスだけじゃなくて3つをそれぞれ別々のとこに投げるとはやるね」
「ふふん、そうだろう!」
「かーくん、そこじゃない。注目するのはそこじゃないよ!?」
「でスコール様、オータム様はこれからどうなさるので?」
「え、ええ。IS学園の講師に応募しようかと思ってね、履歴くらいならパパっといじれるし」
「でなんで束さんとこに来たのさ、てかどうやって」
「M…マドカに連れてきてもらったのよ。で用件もマドカのことよ」

この子の履歴をつくってもらえない?
そうスコールさんは言った…ん、つくる?弄るじゃなくて?

「あーそういうこと…まどっちの経歴全部消されてるんだね。うん、わかった。他ならぬまどっちのために束さんは頑張るよ!」
「でマドカさんはどうするんですか?」
「そうだな…姉さんたちと和解したい、織斑一夏に謝りたい」
「復讐はいいの?」
「シュールストレミングでスッキリするどころかやりすぎた気がしてきがもう引ける…」

そうか…そう
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