旧校舎のディアボロス
眷属知り合い、ドンドコ集まって結局宴会開始します。
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してます、碧羽様」
「邪魔しておるぞ、碧羽」
―――妖怪と龍のツイントリオでした。
「……何でココに居るんですかね? 『妖怪の賢者』『真紅眼の紫龍神リュウグウノツカイ』『祖なる青眼の紅龍黄紅龍』『哨戒の白狼天狗』『無限転身の大天狐』『黄眼の黒天龍 黄黒龍』。いや、ここに居る事についてはいいです。美鈴と椛と水月と羽衣もいいです。ですが――
――― な ん で 家をスキマとか雲だらけにしてるんですかね!?」
「「出入りが楽になるからです(わ)」」
「……ハァ。まあいいです。フリードとリゼヴィムにも言いましたし、何度も何度も言ってますが、ココは貴女達の家でもあるンです。あまりやいのやいの言いません。ただ、数と場所を考えなさい。玄関にスキマ3つ、居間に5つ、その他の部屋に4つずつってのはやり過ぎです。雲に関してもそうです。家の中の各所にワタアメがほかってあるみたいな絵面になってて力が抜けます」
「了解しました、我が主様」
「わかりましたわ。だだ、これから他の方々も集まる予定ですので、幾つかスキマは残させてもらいますわよ?」
「あぁ、構いません。というか、どうせ明日の放課後まで暇なんですから私達が幽世の方に赴きますよ」
「あら。でしたらその様に準備しておきますわ。では帰りますわよ、椛、美鈴、衣玖、水月、羽衣。宴会の準備です」
「「「「分かりました」」」」
「了解しました」
「わかった」
「フリード、リゼヴィム。二人も手伝ってきなさい」
「「アイ、サー」」
「紫。誰が集まれて誰が来られないか、後でリストアップしといてください」
「あら、それなら必要ありませんわ。私達含め、貴方の眷属や使い魔は皆集まりますもの」
「そうですか。皆来るんですね? 分かりました。もう私、水晶コーラだけじゃなくてメロウコーラも出しちゃいます。水晶コーラも五百年モノから五千年モノに引き上げちゃいます。何か食べたい物とか有りますか? 有るならこの紙に書いといてくださいね?」
と言って、私が紙とペンをテーブルの上に置くと、ハイパーハイクオリティーの紙とペンの奪い合いが始まりました。
その光景を尻目に、私は飲み物と食べ物の準備をするのでした。
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