自己紹介の時間(2016/06/22 一部修正)
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異世界人でなければ未来火星人か?」
「未来火星人って何ですか!?どんだけ火星人推しなんですか!!?先生は地球生まれですし、タイムマシンなんてものを使った記憶も在りませんよ!!?」
「これまた、惚れ惚れするノリツッコミ。ってか、あんた先生なんだ。………君達、苦労してんだな」
「「「「「「「「「「初対面で同情の眼差しを向けて来るとか、失礼にも程があるだろ!!」」」」」」」」」」
「ハハハハッ!ここは先生も生徒もツッコミスキルが優秀だな。やっぱり、コメディアン養成所だろ。あっ、ちなみに俺は普通の人間とタコもどきには興味ねぇ。宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら俺の所まで来てくれ」
「「「「「「「「「「涼宮ハ●ヒかよ!!?」」」」」」」」」」
「……まさか、このボケにツッコミが返って来るとは………。まぁ、悪ふざけはこの辺りにしておいて、納得できるできないはさて置き、迷惑をかけた詫びに説明くらいはしてから出て行くとしますか」
彼は暗殺対象と生徒を散々弄ったかと思ったら、割とあっさりと自分がここに現れるまでの説明を始めた。そして、その内容は俄かには信じがたいものだった。
「なんと!君は神を自称する高位次元生命体という存在によって、この世界に送られてきたというのですか!?」
「そうそう。ルールも目的も不明瞭で、勝ち過ぎても負け過ぎてもペナルティの課される世界って名の退屈極まりないクソゲーに飽き飽きしていたら、クソ神様が異世界に送ってくれたんだよ。
異世界で俺がどんな楽しみを見出せるか気になるとか、観察者気取りな有難いお言葉を付け加えてね」
この場にいる者全員の心中を暗殺対象が口にすると、彼は元の世界と自分をこの世界に送り込んだ神を思い出したのか、うんざりした顔で返事を返した。
「異世界トリップ、キタコレ!!……けど、運が悪いね。キミ」
「ああ。今日1日で体感高度10000mからパラシュート無しでのスカイダイブをした上、この教室の教卓に激突だ。確かに運が悪い。
ここに来る直前にしたトリップ特典籤で全技技術と身体スペックが上がる特典を引いた上、空の玉璽が無かったら即死だっただろうな」
「そういう意味じゃないんだけど……。ってか、トリップ特典とか貰って来たの!!?あと、やっぱりその変な靴ってA・T――ってか、空の玉璽なの!!?」
不破さんのテンションが上がったかと思えば、すぐ様この世界にやって来た彼に対して不憫そうな顔を向けた。そんな不破さんに対して、彼は特に気にすることなく自分に起こった不運を告げて来る。
というか、体感とはいえ高度10000mから落下し、教卓に激突してよく無事だったな。彼の話から察するに、この世界に来る
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