エドラス編
アースランド
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しばらく見ていると二人は疲れたのかケンカをやめる。
「ったく、どんだけ力余ってんだよ」
「ぐがーごがー」
「うおっ!もう寝てるよ!!」
ナツさんはケンカが終わるとすぐに椅子に座って寝てしまう・・・そんなに疲れたんでしょうかね?
「ふ〜ん。昔ナツが女の子とね〜」
ナツさんをニヤニヤしながらルーシィさんが言う。
「何ニヤニヤしてるんですか?」
「あー!!もしかしてルーちゃんナツのこと!!」
「えぇ!?ち・・・違うわよレビィちゃん!!」
赤くなるルーシィさん。まぁルーシィさんがナツさんのこと気になってるのは前から知ってたから俺はおどろかないぞ?
そんな話をしていると周りではグレイさんとジュビアさんがイチャイチャしたり、それを見てアルザックさんとピスカさんが何か話したり、マスターとエルザさんも何かを話している。
「あぁ!暇だね〜」
「こんな雨だと仕事する気も起きないしね」
「なんかテンション上がりませんね〜」
ルーシィさんとレビィさんと俺は集まってそう話している。俺は雨は別に気にしないけど、なんか今日は異様にやる気しないんだよな〜・・・
「ん〜・・・なんか面白いこと起きないかな〜」
「面白いことですか〜・・・」
こういうときは鏡でも見てきたら?って言うのがベタだけど・・・怒られそうだからやめておこう。
なぜか俺の意識は、そこで途切れてしまった・・・
その頃ウェンディは・・・第三者side
「ハァハァハァハァ」
ウェンディはギルドのみんなに危険を知らせるためにひたすらに走っている。
「きゃっ!!」
走っている最中にウェンディは転んでしまい、水溜まりに倒れる。ウェンディはすぐに立ち上がろうとしたがその水溜まりに映っている空を見て動きを止めてしまう。
ウェンディは立ち上がって空を見上げる。空には雨雲の間に大きな穴ができており、時おりその穴から何かが光る。
ウェンディはそれを見てさらに不安になり、再びギルドに向かって走り出す。
しばらく走るとギルドが見えてくる。しかし街の中では石や建物などが空に向かって吸い寄せられている。
「シリル!!みんな!!大変なの!!空が!!」
ウェンディがギルドに駆け込もうとすると目の前でギルドは何かに覆われ、歪み、徐々に姿を消していってしまう。
「何これ!?みんな!!きゃあっ!!」
ウェンディはギルドの前で叫ぶが風によって後方に飛ばされてしまう。
そんな最中もマグノリアの街はあらゆるものが消えていき、空に吸い寄せられていき、やがて全てのものが無くなってしまう・・・
「ん・・・んん・・・」
ウェンディ
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