エドラス編
アースランド
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「妖精の尻尾は!?シリルたちはどうなるの!?」
ウェンディにそう聞かれ、ミストガンは目を閉じたまま黙ってしまう・・・
「ねぇ!!シリルたちは!?」
「・・・全員、死ぬということだ」
ミストガンがそう言うとウェンディはギルドに向かって走り出す。
「「ウェンディ!!」」
「みんなに知らせなきゃ!!」
セシリーとシャルルが呼び止めるとウェンディは二人の方を振り向いてそう言う。
「行ってはいけない!君だけでも、街を出るんだ!!」
「私だけなんてありえない!!」
「!?」
ウェンディにそう言われ、ミストガンは驚く。
「私はもう、妖精の尻尾の一員なんだから!!」
ウェンディはそういって再びギルドに向かって走り出した。
一方、妖精の尻尾では・・・シリルside
「ぐがーごがー」
「グレイ。そう言う子どもみたいないたずらやめなよ」
「誰が子どもだコラァ」
グレイさんは寝ているナツさんの顔を落書きをしている。ルーシィさんに注意されたけど、グレイさんは楽しそうにさらに落書きを加える。落書きされたナツさんの顔は・・・パンダのような猫のような顔になっている。
「子ども以下だわ!!」
「子どもでもこんなことしないですよ」
「ププーン」
俺たちがナツさんを見てそう言うとナツさんはすごい勢いで飛び起きる。
「ケンカかぁ!?俺も混ぜろ!!」
「はぁ〜ぁ。何寝ぼけてんのよ」
「ん?」
「ナツさん・・・顔すごいことになってるんですよ」
「顔?」
俺がそう言うとナツさんは顔をペタペタと触り始める。そんなことしてもどうなってるかわかりませんよ?
「お前ら!!たまにはシャキっとしろ!!それでも漢か!?」
違うところではエルフマンさんがレビィさんの後ろで何やらソワソワしているジェットさんとドロイさんに怒っている。ルーシィさんはそれを見てため息をついたあと、ナツさんに手鏡を見せる。
「はい!」
「なっ!!」
ナツさんはその鏡に映る自分の顔を見て驚き、怒りを露にする・・・よく、そんなに書かれるまで寝れましたよね・・・
「誰だ!!これ書きやがったのは!!」
「そんなことするのは、同じような誰かさんしかいないでしょ?」
「はっ!!」
ルーシィさんがナツさんに囁くとすぐにナツさんは誰だかわかったようだ・・・
「てめぇかグレイ!!」
「やんのかコラァ!!イビキがガーガーうっせぇからお仕置きしてやったんだよ!!」
「なんだとこのやろう!!」
二人はそう言いあって殴りあ
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