第百六十六話 破壊神が蘇る
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シャイニングゴールドソーラーストームがベリアルヴァンデモンに炸裂した。
一応進化したものの、不要だったらしい。
ベルゼブモン[ふん、雑魚が]
アポロモン[あんな雑魚に振り回されていたなんて腹が立つな]
選ばれし子供達と、種を植え付けられていた子供達が歓喜に沸き立つ。
しかし、煙が晴れた後に現れたものを見て、笑顔が消えた。
大輔「ん?」
壁に大きな穴が開き、その向こうにまた別の世界が広がっていた。
ギンガ「あれはデジタルワールド?」
ベリアルヴァンデモン[惜しかったな、坊や達……もうちょっとでとどめを刺せたのにな。だが、デジタルワールドに来てしまえばこっちのもの。闇の力も思いのままさ]
ルカ「意外ですね、マグナモンのシャイニングゴールドソーラーストームに耐えきるなんて」
アリサ「タフさだけは認めてあげようかしら?」
デジタルワールドに出ると、ベリアルヴァンデモンは腕を真上に振り上げ、闇の力をその身体に集束してゆく。
力が強まるに従って、敵の身体が見る見るうちに巨大になり、声もより低いものに変わる。
マグナモン[ほう?]
感心したようにマグナモンは目を見開く。
ベリアルヴァンデモン[おっと、これぐらいで驚かれちゃあ困る。俺の本当の力は、まだまだこんなものではない!!]
手の先端からどこまでも黒い光を放った。
それは雲どころかデジタルワールドの空を割り、その向こうに存在していた現実世界をも呑み込んでゆこうとする。
マグナモン[成る程、これは少々の光では駄目だな。まあ、どうにでも出来るが]
マグナモンの黄金の鎧からベリアルヴァンデモンの闇を掻き消す程の光が放たれた。
ベリアルヴァンデモン[ぐああああああ!!?]
悶え苦しむベリアルヴァンデモンに絶対零度の視線が突き刺さる。
ルカ「おやおや、あなたの力はまだまだそんなんじゃないんでしょう?ほらほら、遠慮はいりませんから早く見せて下さいよ」
ルカはニコニコと蔑みの視線をベリアルヴァンデモンに向けながら言う。
アリシア「ほら頑張って。それとも具合でも悪いのかな〜?」
賢「こらこら、ベリアルヴァンデモンからすれば必死なんだからからかっちゃいけないよ」
マグナモン[お前の力なんて所詮こんな程度だ。たまたま生き残れて、暗黒の種で力を手にしただけで調子に乗るな雑魚、プラズマシュート]
プラズマ弾がベリアルヴァンデモンに炸裂する。
何度もバウンドしてようやく止まった。
なのは「まだ生きてる」
ティアナ「しぶとさだけは一人前ですね」
ヴィータ「はやて!!」
はやて「おお、ヴィータやないか〜」
ヴィータ「一応な、世界中のゲートを開いて選ばれし子供全員ここに
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