4部分:第四章
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からここは腹を括ることにした。
「もう。決める?」
「決めるの」
「うん。もうこれでいいよ」
僕はまた玲子に言った。
「道観ならそれはそれでね」
「そうね。それじゃあ」
「うん。まあ山は調べたしさ」
僕はこれで話を打ち切ることにした。
「もう寝ようか」
「そうね。それじゃあ」
「その前に飲む?」
ここでまた玲子に提案した。
「ビール。買ってあるけれど」
「もう買ってあるの」
「下のコンビニでね」
こう言って部屋のテーブルの上を親指で指し示す。薄明かりだけの部屋の中でビニールの袋に包まれたビール缶とつまみが入っている。
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