暁 〜小説投稿サイト〜
英雄は誰がために立つ
Life4 帰郷
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、一撃で沈没させそうな笑顔に、流石のリアスも頬を赤らめる。

 「士郎、ごめんなさ――――ううん、ありがとう・・・」
 「感謝される事なんてしてないんだがな。それに美人は矢張り、笑顔が一番だ」

 歯に衣着せぬ言葉を平気そうに言うリアスは、ある事に気付いて溜息を吐く。

 「士郎。如何でもいいけれど、そんな言葉を軽々しく使ってはダメよ?」
 「ん?」
 「だって、ゼノヴィアがあなたを睨んでるわよ?」

 リアスの言葉に促されてゼノヴィアへ向くと、確かに彼女は眉間にしわを寄せて睨んでいた。

 「なんでさ?」

 士郎はこの理不尽?に頭をうなだれた。


 −Interlude−


 アザゼルとの会談を終えたサーゼクスは、魔王領ルシファードの執務室に戻って来ていた。

 「疲れたでしょう?サーゼクス。今、マッサージをしてあげるわね?」
 「ありがとう!グレイフィア!君が居てくれると助かるよ!」

 グレイフィアは、サーゼクスをマッサージする為だけに、グレモリー家本邸から此処にきていた。
 そうしてグレイフィアからのマッサージが防音設備が整った部屋で行われた。

 「あ〜、う〜ん。気持ちいいな・・・・・・って、グレイフィア!?ちょっ!?そこ違うよ!?そこは曲げられないって、ギ、ャァアアアアアアアアアアアアアアアア!!?」

 如何やら、グレイフィアによる折檻が始まったらしい。
 結局、疲れの癒してもらうどころか、仕事に差し支え無くならないぎりぎりまで見極められた上での折檻が、1時間以上行われたそうだ。
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