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ソードアート・オンライン〜雷皇の狩人と双棍の闘士〜
A:現れ出でる二対の光
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光らせ、オットアイズ・ペンデュラム・ドラゴンは突進して吹き飛ばす。
吹き飛ばされたイルファング・ザ・コボルドロード狂獣体は壁に激突。煙を巻き起こして壁を崩壊させた。
「ゼロ……」
「来るな」
言った途端、イルファング・ザ・コボルドロード狂獣体は飛び上がりながら復帰、上からの片手剣ソードスキルを放とうとする。
「空に描く、多色の架け橋、それは希望を魅せる物となれ」
歌うと、それは多数の虹となり、イルファング・ザ・コボルドロード狂獣体のソードスキルを無力化する。
「馬鹿めが。開発者に効くと思うなよ」
そもそも、ゼロがソードスキル・スキルデータ・初期レベルのまま固定しているのには訳がある。
仲間を信頼していること、傷一つ付かない不死身にして無敵の存在、最後に……
『そもそも、彼自体がこの世界の開発者であるがゆえに、世界の理を使うことを赦されないから』だ。
これは彼自身の誓約であり、この世界にいる理由であった。
そもそも、ライダーや自身の流派の技を使えば差し支えないし、システムアシスト無しでも、『ほぼ生身で存在しているに等しい』彼は通常攻撃でも威力が高い。
神達を除いたとしても、人類最強と呼ばれる由縁はまさにその能力にある。
彼自身の能力『雷神皇』にーーーー
「ライト、このまま一気に貫通させる」
俺はイルファング・ザ・コボルドロード狂獣体を睨み付けながら、そう進言する。
「そうか。んじゃ、行くか」
ライトは言うと、剣を持って走り出す。
それに反応したイルファング・ザ・コボルドロード狂獣体は野太刀を振り下ろそうとする。
「金色の書第四節……『雷の龍よ、産声を上げ、あらゆるものを噛み砕け』バオウ・ザケルガ」
手のひらから放った雷撃は龍と化し、イルファング・ザ・コボルドロード狂獣体の野太刀を折る。
そこに、ライトがソードスキル光を纏った剣を放つ。
「心勇剣……【ヴェスペリア・エヴォリュートマキシマムヴレイヴ】!!」
色とりどりの光がイルファング・ザ・コボルドロード狂獣体にぶつかり、肉を撒き散らしていく。
それを見た俺は、ライトから昔に渡されたドライバーを腰に着け、一枚のエクシーズカードを入れる。
「二色の眼の龍よ、その黒き逆鱗を震わせ、刃向かう敵を殲滅せよ」
途端、俺の身体が変化し、それは巨大な黒きオッドアイの龍となる。
『エクシーズチェンジ……!ランクゼロ、怒りの眼輝けし龍、覇王黒龍オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン!!』
姿を変えた俺に、ソードスキルを放ち終わったライトが背に乗り、言う。
「覇王黒龍オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン・ゼロのモンスター効果発動!フィールドのモンスター全てを破壊し、その攻撃力分のダメージを与える!』
『ウォリャアアアアア!!』
ブレス、腕、顎の薙ぎ払いで出ていた狂獣体
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