ギルダーツ
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ってましたね。だから気づかなかったのか。
「ギルダーツ!!」
「おお、ナツか!久しぶりだな」
「へへ。俺と勝負しろって言ってんだろうー!!」
二階からナツさんが降りてきてギルダーツさんに向かってジャンプして殴りかかる。しかしギルダーツさんはそれを片手で受けとめ
「ごぱぁっ!」
「また今度な」
天井に叩きつける・・・す・・・すげぇ・・・
「や・・・やっぱ・・・超強ぇや」
「変わってねーな!オッサン!」
「漢の中の漢!!」
グレイさんとエルフマンさんがギルダーツさんに言う。
「いやぁ、見ねえ顔をあるし、本当に変わったな・・・」
ギルダーツさんが周りを見ながら言う。見ない顔って俺たちのことだろうな。あとで挨拶しないと。
するとそんなギルダーツさんをマスターが呼ぶ。
「ギルダーツ!」
「おお!?マスター、久しぶり」
「仕事の方は?」
「あ〜・・・がっはははははは」
ギルダーツさんは頭をかきながら笑いだすとマスターは小さくため息を漏らす。
「ダメだ。俺じゃ無理だわ」
ギルダーツさんがそう言うと皆さん信じられないという顔をする。
「ウソだろ?」
「あのギルダーツが・・・」
「クエスト失敗・・・!?」
「ありえねぇ・・・」
俺とウェンディはその姿を呆然と見ている。
「オッサンでもダメなのか・・・」
「引き際の見極めも漢!!」
グレイさんは残念そうにそう言い、エルフマンさんはいつも通りの態度でそう言う。
しかし・・・妖精の尻尾最強の魔導士でも無理だとは・・・よっぽど難しいんだな、100年クエストって・・・
「そうか。主でも無理か」
「すまねぇ・・・名を汚しちまったな・・・」
「いや、無事に帰ってきただけでよいわ。ワシが知る限り、このクエストから帰ってきたのは主が初めてじゃ」
マスターは笑顔でそう言う。ギルダーツさんもそれを見て微笑み返す。
帰ってくるのすら困難なクエストか・・・なんか想像しただけで怖いな・・・
「俺は休みてぇから帰るわ。ひ〜疲れた疲れた」
ギルダーツさんはそう言いながら歩き出す。そして歩きながらナツさんに話しかける。
「ナツ!」
「ん?」
「あとで俺んち来い。土産だぞ〜?がっははははは」
「へへっ」
ギルダーツさんの言葉にナツさんも少し笑う。ギルダーツさんはそのまま歩いていくけど・・・扉そっちじゃないですよ?
「んじゃ、失礼」
ギルダーツさんはそのまま壁に向かって歩いていくと・・・その壁が砕けて大きな穴ができてそこから出ていく。
「・・・」
「あらあら」
「扉から出てけよ!!」
ルーシィさんはあまりのことに言葉を失い、ミラさんはいつも通りの
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