暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
96話:Dの破壊者vs終わりのD
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に持っていたディエンドライバーを正面に構え直し、左手に持つ突撃銃と同時に引き金を引いた。
突撃銃から放たれる弾丸と、ディエンドライバーから放たれるエネルギー弾。士はすぐさま竿で防ごうとするが、それはある意味無意味だと知る。
弾丸とエネルギー弾、この二つの違いは何も実弾かエネルギーかだけではない。
操作できるか否か=Bそう、直線的に来る実弾とディエンドによって操作されたエネルギー弾、この二つがディエンドの意思によってうまく配置され、目の前の弾丸を容易に弾こうものならエネルギー弾が、そしてエネルギー弾を弾こうものなら実弾が次々と迫るように仕組まれていたのだ。
それにより、一発弾いても別の弾丸が体に命中し、そのダメージで体が鈍ったところで更に一発が、そしてもう一発……といったような悪循環に陥り、士の体にダメージが蓄積されていく。
そして遂に、士はディエンドの弾幕の前に吹き飛ばされ、地面に倒れた。
しかしいつまでも倒れてもいられない。すぐに士は竿を支えにし、自分を見下すディエンドを睨みつけながら立ち上がる。
士が倒れたのに対しディエンドは弾丸を放つのを止め、銃を下ろしていた。その手には先程まであった黒い銃身の突撃銃はなく、一枚のカードのみだった。
(なんだったんだ、今のは…?)
体中を駆け巡る苦痛に耐えながら、先程の現象に対し考察していた。
先程ディエンドが行ったもの、それは士の知識にない行動だった。本来のディエンドにはない、新たな能力。おそらくベルト上部のカードリーダーで読み込んだライダーの、任意の武器が使えるのだろう。
しかし何故そんな能力が、ディエンド(かれ)に存在するのだろうか? 士が思考を巡らせるが結局は答えに行きつくことなく、その思考は外部から停止させられた。
「―――そろそろ時間だ、終わりにしようか」
そう言ってディエンドは腰にあるカードケースからカードを取り出し、表面を士に見せた。
そこには金色に輝く彼のエンブレムが描かれていた。
それを確認した士はすぐさま立ち上がり、ライドブッカーからカードを引き抜く。このままではディエンドの攻撃に対抗できない。そう判断した士は取り出したカードをトリスに差し込んだ。
〈 FORM RIDE・DEN-O GUN 〉
三度士が身に纏うオーラアーマーが、一旦士の身から離れ変形する。そして別の形となって再び装着された後、顔部分に龍を模した電仮面が現れ装着される。
電王第四のフォーム電王・ガンフォーム≠ナある。
変身を終えた士はすぐさまデンガッシャーを組み直し、デンガッシャー・ガンモード≠作り上げる。
そしてライドブッカーからカードを取り出し、デンガッシャーを正面に
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