第二章 世界からの逃亡者三人。
インフィニット・ストラトス
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ードシフトしようとして機体が耐えれなくなって動けなかっただけだから」
「それでお前が直してくれたのか?」
「うん、それだけじゃないんだ。これから私たちはちょっと遠出するからね。その間に何か起きたらちーちゃんが周りを守れるように……」
「そうか、そういうことなら受け取ろう……ありがとうな束」
「……うん!ふへへ……どーいたしまして!」
ふむ、無事渡せたようだ。よかったそろそろこの真面目な空気に耐えきれず向こうにいる織斑一夏と束先輩の妹を笑かすためナニかするとこだった……くーちゃんと一緒に。
「で、今度は何をやらかすつもりだ?ことの次第によってはこの暮桜を使ってでもとめるぞ?」
「ふふふ、私ね今度こそ夢を叶えるんだ。世界に認められなかった夢を、今度は世界に見せつけながら!」
「……ああ、そういうことか。ふっ、好きにしろ。どうせ箒などは伝えたいことがあって呼んだのだろう?」
「そーだよ。箒ちゃん!」
「は、はい!」
「えーと……まずは色々ごめんなさい、私のせいで箒ちゃんは苦労したと思うし謝ったところで私のことは許せないと思う。でも…いつか何で私が宇宙を夢見たか、ISをつくったか聞いてほしいな」
「……はい、そうですね。でも……なら早く宇宙から帰ってきてくださいね?それまでに私も心の整理を済まして聞く準備くらいしておきますから」
「うん!ありがとうね箒ちゃん!」
おー、姉妹の和解……にはまだ遠いかもしれないけどその一歩目だ。
しかし真面目な空気が終わらなかった、逝くしかないか?え、抑えろ。私も耐えてる?オーケー、何とか……
「いっくん!」
「はい!」
「爆発しろ!ラッキースケベの鈍感朴念仁ヤロウ!」
「えっ!?」
「あ……ついに耐えきれなくなりましたか」
「ちょ、かーくん!あと一人だったんだから耐えようよ!」
すみません、言いたかったこともあってつい。ほら束先輩、織斑くんが呆けてます。早く言いましょうよ?
「かーくんのせいだよ……はぁ、いっくん!いっくんは守りたいものがあるんだよね?ならそれに向けて頑張って。ちーちゃんの弟なんだ、それくらい軽い軽い。あと周りの娘をよく見ようか?」
「はいっ!……え?周りの子?」
うん、絶対伝わってないぞ。俺の周りに子供はいないけどなぁ?とか言ってるし。
「ま、そんなとこかな!二人は何かある?」
「腹減りました」
「ワールド・パージの応用で世界に映してるので疲れました、ご飯食べたいですね」
「そういうことじゃないよ!?」
「まあ今生の別れでもないでしょうし特に何もないですよ」
「私もです」
「そっか……じゃあちーちゃん後は任せたよ!」
「ああ…なあ束、今の世界は楽しいか!?」
「うん!最ッ高だね!」
「じゃあ夢を叶
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