第二章 世界からの逃亡者三人。
インフィニット・ストラトス
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やっぱり便利すぎるぞ四次元袋…じゃあ行きますか、束先輩の夢の晴れ舞台へ!
▽▽▽▽
今IS学園では……いや、世界は驚愕に満ちていた。
ありとあらゆる画面に、急に空に現れたモニターにISの産みの親である束さんや逃亡中であるはず二人目の男性IS操縦者の上代翔、見知らぬ銀髪の娘が映っていたのだ。
『ハロハロー世界、みんな見えてるかな?特に箒ちゃんとちーちゃん、いっくんが見えてたら問題ナッシングだけど』
『いやそこは全員が見えるよう努力しましょうよ、諦めたらそこで終わりですよ』
『アッハッハ!それもそうだね!諦めなかったからここまで来たわけだし……まあきっと映ってるさ!……で箒ちゃん、ちーちゃん、いっくんは少し学園の外に来てほしいんだけど。お願いします』
ん……?なんかいつも通り無茶苦茶な束さんみたいだけど何処か違う……?
「なあ箒、束さんの様子が少し変じゃないか?」
「……ああ、そうだな。いつもの人を食ったような感じがないな」
「おい、織む……一夏、箒。あいつに会いに行くぞ、多分学園の外にいる。すまないが山田くん、ここは任せる」
「はいっ!任せてください!」
「では行こうか二人とも」
そう言った千冬姉に連れられ俺たちは学園の外へと向かった。
▽▽▽▽
ふぅ、世界中に放送されてると思うと流石に緊張するなぁ。
にしても束先輩心配なのはわかりますけど小声で来てくれるかなぁとか呟かないで。こっちまで心配になる。
「あっ、束様。来られました!」
「えっ!?ほんとに!」
「ここで嘘をつけるほどの勇気を私は持ってませんよ」
おお、ホントだ。三人とも来てくれたみたいだ……じゃ、束先輩渡そっかそれを。暮桜を。
「うん……ちーちゃん!渡したいものがあるんだよ!」
「断る」
「うわぁぁぁぁぁん!かーくん!」
「いや、あの……すみません織斑さん、今回は珍しく束先輩も真面目なんで聞いたげてくださいお願いします」
「なに、冗談だ。普段からかわれてばかりだからな。ついここだ!と思って反射的に言ってしまった」
「あ、この人束先輩の親友だわ」
「そうですね、これは間違いなく束様の親友です」
ここで敢えて空気を読まずにいくとか束先輩くらいしかいないと思ったが織斑千冬も同じであった……というか若干束先輩の因果応報だったが。
「では仕切り直して束先輩どうぞ」
「……うん、ちーちゃん。はいコレ」
「これは……暮桜か。お前が後ろにいる二人に盗っていかせたときにはナニに使うかと思っていたが……」
「機体を作り直したんだよ。暮桜はね、ちーちゃんがいっくんを助けよう……守りたいって気持ちに答えてサ
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