第二章 世界からの逃亡者三人。
17.キャノンの意味って何?
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たのであった。
その後今回は追いかけられることもなく無事最後までキャノンボール・ファストを見ることが出来た。
くーちゃんも楽しそうだったしマドッチは更に楽しそうだった。束先輩は更にはしゃいでたらくーちゃんにたしなめられていた。
その後追ってに追われることもなく無事4人で晩御飯を食べに行ったのであった。
▽▽▽▽
そして晩御飯を一緒に食べ終わった後にマドッチが襲撃を忘れていたことを思い出した。慌てるマドッチだったが束先輩が任せなさい!と言ったことにより落ち着いたのだったが…
現在マドッチと共に公園の自動販売機近くの茂みに潜んでいる。
「なあ、本当に織斑一夏は来るのか?」
「束先輩曰く今日は一夏くんの誕生日らしい、それで大人数家に押し掛けるだろうから途中飲み物を買いに最寄りのここへくる……って言ってたよ」
「そうか…何故そこまでわかるのか疑問に思うが触れない方がいいよな?」
「くーちゃんですら触れてない」
「よし、ならやめておこう」
それが懸命である、何気なく心にくる言葉をいったりするくーちゃんが触れてないのだ。パンドラの箱を開けるより怖い……こともない。
たぶんどっか何かで覗いてるんじゃないかな、くーちゃんはわかりきっててもう呆れて聞かないだけだと思う。
「それよりも襲撃が前にいってた臭いものを顔に叩きつけるっていう復讐でいいの?」
「問題ない、適当にやれっていってたみたいだからな!」
「適当の意味が違う気がするけど……まあいいか」
「しかしそんなことよりもコレは大丈夫なのか……?パンパンだぞ」
「……缶の上のボタンを押したら3秒後に蓋が弾け飛ぶようにしたって束先輩がいってた」
「そ、そうか……しかし本当にクロエはよくこんなものを思いついたな」
「そうだねぇ……」
「「シュールストレミングを投げつけるだなんて」」
シュールストレミングとは世界一臭い食べ物であり缶を開けると同時に噴出するガスに失神する人までいるとか何とか。しかも輸入が自由化されておらず今回はマドッチのISの拡張領域バススロットへと入れて密輸したのである。
「あっ、来たぞ!」
「何!?行ってくる!」
「え!?投げ込むんじゃないの?出ちゃ不味いんじゃ……!?」
「バカ!あいつの驚いた顔を間近で見たいじゃないか!」
滅茶苦茶ワクワクした顔で言われた。これは止めるわけにはいかない、おれも少しワクワクしてるし……出ないけど。
そのまま出ていき織斑一夏の前へと立ったんだけど。
「とまれ、織斑一夏!」
「え?……え!?小さい千冬姉?」
「―ッ!私は姉さんじゃあなぁぁぁぁい!マドカだ!」
キレるのが早かった。もう少し積もる話とかあるもんかと思ったけどすぐに缶
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