第二章 世界からの逃亡者三人。
16.その色はない。
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
防用かな、平和な使い方でとてもいいと思う。
▽▽▽▽
はあ、人が多くて助かった。IS展開したたっちゃんに注目がいってたお陰で逃げやすかった……ん?
シンデレラの格好をした女生徒が数人で話し込ん……ボーデヴィヒさんがいる!?うわぁ懐かしいな。
あ、箒さんもいるね。束先輩のため適当に数枚撮っとこう……サングラスにカメラがついてるとかミッションインポッシボーとか迷探偵コナミくんに出てきそうな道具だ。
そうして無事ミッションクリアしたあと帰ろうとしたのだが。
「おっ、あれは……オータムさん、オータムさんじゃないか!おーい!」
「あっ!?」
「ん……オータム?巻紙礼子さんじゃ?」
男子生徒と話しているオータムさんを見つけた。この前束先輩に蹴られた腹は大丈夫であろうか?
「ああ、何ともないぞ。それよりタコス生産機はどうなった?」
「束先輩今マドッチのISつくってるんだけどその後にでもつくりそうだよ」
「そうか楽しみだな……へへ、タコス」
とんだタコスジャンキーである。それより何をしてるのだろうか?
「いやスコールが何だっけ……百式?を盗ってこいって言われて」
「へー……金色のロボ?」
「なっ!?あんた白式を奪いに来たのか!?」
「やべっ、バレた!?」
当たり前である、持ち主が目の前にいるのに盗みに来ましたっていって気付かないやつはいない。
――そう他人事の用に思っていたのだが
「一夏くんその女から離れて!亡国機業よ!あっ隣の男の子は捕まえて!」
「どっちですか!?」
ついに水色の髪をした不良生徒会長がやってきた。無茶苦茶いっているなぁ。オータムさんの隣にいるおれをオータムさんから離れて捕まえろとは……
「あっこっちもヤバい、オータムさん逃げよう!」
「逃がさないわよ。来なさいミステリアス・レディ!」
「行くぞ!白し……!」
「ちぃ!来いアラく……!」
させるかぁ!くらえ、タバえもん秘密ツール……
「ISゲットだぜ!」
「え?」
「え?」
「え?」
――途端にミステリアス・レディが解除されモンスター球へと入っていった。
ポケットモンスター球(IS用ver)!!前に束先輩に言ったのを覚えていてつくってみてくれたようだ。剥離剤リムーバーといったものを弄ってつくったらしいが剥離剤がなにかわからない。ただ今はそんな素敵なタバえもんに感謝!
「なっ……!ミステリアス・レディが!?一夏くん取り戻して!!」
「はいっ!行くぞ!白し」
「そぉぉぉいっ!」
「ちょっ!?」
「え!?」
だから、させるかぁ!ミステリアス・レディが入ったモンスター球を全力で明後日の方へぶん投げた。
「さあオータムさん!今のうちに逃げま
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ