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我輩は逃亡者である
第二章 世界からの逃亡者三人。
12.IS合体!
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らいましたね、実験の名残で目の色が黒と金なんです」

そう言いながら目を開いて見せてくれた。自分で言う黒目が金、白目が黒だった。金色のとこがきれいでしたマル

「あれ?ジャブのつもりで放った会話が一撃KOで返ってきた、どうしようおれの語彙じゃ返せない」
「そして死にかけていたので束様の治療でISコアと合体しました」
「さらに追撃…ん?ISと合体!?何ソレなんてロマン!?」
「あなたと合体したいです!」
「ISアイエス合体!GO!インフィニットストラトス!」
「IS合体失敗!ISコア分離します!」
「失敗したの!?」
「してませんよ」
「だよね…くーちゃんアニメの台詞とか知ってるの?」
「はい、束様が出掛けたりしているときにはネットやアニメを見てましたので。さすがに全部見てる時間はなかなかないので主に台詞だけ覚えてるものが多いですが」

シリアスで重要そうな話題っぽかったけどそんなことなかったみたいだ!
それにくーちゃんがネットか…3チャンネルとか見て名言とか拾ってそうなイメージが浮かぶ。

「それにしてもかーくんさんのリアクションが思ったより薄いですね、もっと驚くなり引くなりするかと思いましたが」
「そりゃあ驚きはしたけどくーちゃんはさらっと言うしムキになって自国に撃たれた2000発ほどミサイル切り落とさせた人側にいるとそのくらいどうってことないと思うんだよね」
「そしてそのミサイル全部切り落とすものをつくった人がいますしね…なんか私が霞みますね」

駄目だよくーちゃんその二人には何があっても勝てないよ、寧ろくーちゃんが癇癪で撃たれたミサイル切り落とすようなことがあると束先輩が一番へこみそうだ。

「くーちゃんのその目は何か特殊能力とかないの?ものの死の線が見えるとか命令を順守させるとか」
あれば勝てずとも少しは対抗できるかも
「残念ながら…未来視くらいしか」
「え!?未来視できるの?いつも目を閉じてたのは目を開いてると常に未来が見えるからとかそういうこと!?」
「冗談ですよ、多少演算能力が向上しますが…束様が側におられるので実感がわきませんしやはり霞みますね」

冗談か、だよね!演算能力の向上か、確かに束先輩が側にいると実感が…

「束先輩が側にいたら何でも霞まない?」
「そういえばそうですね…束様しか自分と比べる人がいなかったのですが束様と比べること自体無謀でしたね」
「頭も身体もオーバースペックの天災だしね」
このホテルに来るまでにそれを実感した、体力には自信あったつもりだけど小脇に抱えて悠々と走られたし。

「でも案外子供っぽいとこもあるんだよね」
「そうでしょうか…?」
「自分の発明が認められなくて癇癪起こすとことか」
「その結果ミサイルの雨を切り落としたんですけどね」
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