第二章 世界からの逃亡者三人。
10.厨二がきた
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きたわりに反応がドライで束さんは悲しいよ…」
「ネーミングセンスが厨二すぎてアメリカの未来を愁たんですよ」
そんな急に右腕が疼いたり邪気眼の封印が解けそうになったり何かと共鳴したりしそうなところにISを任せるなんてアメリカは終わってそうだよ。
「寧ろ終わりが始まってますねアメリカ」
「おっ、くーちゃん上手い。まあ金髪たちの将来なんてどーでもいいけどね。成功しようが野垂れ死のうがさ」
「関係ないですもんね、束先輩にもくーちゃんにも。ついでに俺にも。まあまかり間違ってその部隊と会うことがあればそこはかとなく恥ずかしい部隊名って伝えるくらいはしますかね」
反応が気になる…素で首とか傾げられたらどうしよう?
アメリカ人とかって日本のアニメとか好きだもんなぁ。日本でも厨二が普通とか思われてるかもしれん…
「それで束様、今度は何処へ向かっているのでしょうか?」
「んー取り敢えず今日はもう夜遅いし適当な街までいってホテルに泊まろうかな」
「え…捕まりませんか?そんな奇抜な格好してたら一発でお縄ですよ」
「大丈夫だよー、何かファンタとタコスって組織から一度会って話がしたいって言われてね。そのとき幾つかの施設を使ってもいいって言われてたんだよ」
ま、ほんとは必要ないんだけど今回は使おうか、と束先輩は言った。ファンタとタコスって組織か…食い意地はってんのかな?束先輩の科学力でファンタとタコスの大量生産をお願いしたいとか。
「はー、そうなんですか。束先輩他人に基本興味無さそうだけど会うんですか?」
「まーねー、ちょっと気になる子がいてね。調度いい機会だからいいかなと思って」
「ファンタとタコスですか…束様に大量生産でもお願いしたいとかでしょうか?」
あ、くーちゃんと考えが被った。
「プッ…アハハハハ!そうだったらいいねぇ!束さんの意表を突いたってことでつくったげるよ!まあ合法的な組織じゃないからあり得ないだろうけどね」
「そうなんですか?」
「そうだよ、逃亡中だったかーくんのことも狙ってたんじゃない?まあテレビ中継されたり警察に追われたりしてたから手を出しにくかったみたいだけど」
おおう、ひょんなところに解剖の危険が潜んでる。ファンタとタコスとか変な名前の癖に危ない奴らなのか。道行く人にタコスを投げつけファンタをかけるテロとかやりかねん…
「食べ物を粗末にするなんて許すまじファンタとタコス!」
「え、急にどうされましたか?かーくんさん」
「いやファンタとタコスの行いが許せなくて…世の中には樹海に突撃して迷ってお腹を空かせる人間だっているのに」
「それがなんで食べ物を粗末にすることに繋がるのか束さんには理解できないよ…あと樹海に突撃してで迷うのはかーくんぐらいだよ」
ですよね、他にいたら是非友
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