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我輩は逃亡者である
第一章 ただいま逃亡中ぼっち。
06.犯人はお前だ!
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めようとしたのだが

−−雨天と空裂が消えた?……ッ!具現化維持限界か!
箒は何が起きたのか咄嗟に把握できずに固まってしまっているが銀の福音が撃ち出した弾幕《銀の鐘シルバー・ベル》が箒に向かっている!
「届けぇぇぇぇぇぇ!!」

何とか箒と迫る弾幕に割り込むことは出来たがシールドエネルギーも底をつきながら銀の鐘を受け…俺の意識はそこで途切れた。







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双眼鏡で見ると岸が見えてきたんだけど何人か人がが見える。より詳しく言えば打鉄とラファールを装着した女性たちが見える、因みに皆結構な美人である。

−−このままいけばパクられるよなぁ。よっしゃ取り敢えず上の服を脱いで……違うよ変態じゃないよ!こ、これには訳があるんだ!と、取り敢えず脱いだ服をリュックに入れて更にそのリュックをポリ袋に入れてくるむ。
そして上半身裸のまま船のこっそり最後尾へといき

「あばよーとっつあん!」

母なる海へとダイブ!ハッハッハおれは一足先にトンズラこくぜ!因みに台詞は言ってみたかっただけ。
…陸まで結構あるよなぁこれ。えーと波に平行に進めばよかったっけ?まあ真っ直ぐ戻っても結局捕まるしそうするかな。ってか足が重い、ズボンも脱げばよかった。寧ろ全裸でもいい。




そういえばバルスで落ちてたあの人は助かったのであろうか?自分のバルスで人が亡くなるのは嫌すぎなので無事を祈っておくとしよう。







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銀の福音に撃墜されてから寮に運ばれ目が覚めるとなぜか傷が治っていた。その後セカンドシフトした白式で銀の福音を落とすため出ていった皆を追いかけセカンドシフトした白式で救援に入ったが……またシールドエネルギーがつきかけた。
しかし箒が単一仕様能力、絢爛舞踏を発動させ白式のシールドエネルギーが回復し何とか銀の福音を撃破することができた。

「にしてもただでさえ燃費の悪かった白式が更に燃費が悪くなっちまった……」
ピーキーすぎる機体も考えものである。















−−その頃海岸では

「おい、束。今回の件お前の仕業か?」
「わお!ちーちゃん直球だね!」
「回りくどいのは嫌いなんだ、でどうなんだ?」
「さーてどうでしょう?ちーちゃんのその筋肉が詰まってそうな頭で考えアイタタタタタ!?アイアンクローはやめて!中身が出ちゃうよ!?」
はぁ……こいつはいつも素直に本当のことを話そうとしないから困る。

「まあ、そんなことは置いといてちーちゃん。もう少ししたら2キロほど離れた岸に密航船がつくよ?」
「何?どういうことだ」
「漁師とかには国からの警告があったでしょ?海に出るなって。で封鎖され
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