第一章 ただいま逃亡中ぼっち。
06.犯人はお前だ!
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でハリケーンに巻き込まれるようなもんじゃん!あ、マッパハリケーンって何か語感いいね。
『お、親方!空から、空から流れ弾が!』
「うるせぇ!そんなことよりISからは離れられてるのか!?」
『はい!もう目で確認できる限りでは豆粒サイズですよ!』
…ふぅ、早めに気付けたのが功を奏したか巻き込まれずにすんだようだが…豆粒サイズで視認できる距離離れてるのに流れ弾が跳んでくるとはIS恐るべし!双眼鏡で見てみるが動きが早すぎて殆んど見えない。
バルスって言ったら落ちないもんかね、バルスッ!……あ、ホントに一機爆発しながら落ちていった。あれ生きてるのな?やっぱISって競技用と書いて戦闘用って読むんじゃないかな。
いやそのISに俺も乗れるらしいけど乗ったことないしよくわからんけど。ただ宇宙用につくられたISとその開発者にはご愁傷さまですと言いたい。
−−さてそろそろ岸についたら簀巻きにされる前に逃げる準備をしますかね。
▼▼▼▼
臨海学校で海へと来ていたのだが二日目の換装装備(パッケージ)確認の演習を始めた直後に箒の姉、束さんが来た。昔から何をしでかすかわからない人ではあったが今回はなんと箒の誕生日プレゼントといいIS、それも第四世代を持ってきたのであった。何でもその第四世代の紅椿には展開装甲という機能が全身についているようだ。因みに俺の白式、正確には雪片弐型にもその機能がついているらしい。
……そのやりとりの時点で周りの空気が凍りつきかけてたのだが千冬姉にやり過ぎるなといっただろうと言われたときに
「えー、これでも押さえたんだよ?束さんからしたらどうしてそんな第二世代第三世代みたいなアンティークをつくって乗っているのか理解できないよ」
と返した一言で完全に空気が凍りついた。世界じゃ第三世代がようやく形になって使用出来はじめたところだからな……
そんなやり取りを行ったあと専用機を手にいれた箒を交え演習を行おうとしたところに山田先生が走って千冬姉に慌てて何かを報告していた。
−−それはアメリカとイスラエル共同開発した第三世代型軍用IS、銀の福音(シルバリオゴスペル)が暴走してここへ向かっているということだった。
そして銀の福音を止めるのに選ばれたのは一撃必殺が可能な白式と現在最高スペックであろう紅椿……俺と箒だったのだが
「シールドエネルギーが残り少ないッ!」
銀の福音への奇襲が失敗しそのまま戦闘へと移行したが銀の福音の速度と弾幕に翻弄され箒は何とか追いつけているが俺は雪片弐型の届く範囲に入ることすらできていない
「ッ!私が福音を止める!その隙にお前が切れ!」
「わかった!」
そして箒は紅椿の武装である雨天、空裂で牽制しつつそのまま銀の福音の動きを止
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