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魔法少女リリカルなのはstrikers――六課の鷹――
プロローグ&第一話
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向かうため一人で歩く。隊長室ではまだ要件を確認していた為か、はやての他になのは、フェイト、シグナム、ヴィータらがまだ残っていた。
「お、来た。それで、話って言うのは?」と切り出すはやて。
「俺のもう一つの戦闘スタイルを見て貰いたい」
「ほう、もう一つあるのか」とシグナムがすかさず入れる。流石、重度のバトルマニアでもある。
「ああ、ジェットブーツモードって言うべきだな。とにかく、今日のとは別の戦闘スタイルに当たる。八神、シグナムと明日もう一度頼む。勿論、別フォームで、だ」
「分かった。今後の教導の為にも承認するわ。な? 高町一等空尉」と、はやてはなのはに顔を向けて言う。
「勿論」と快諾するなのは。
「分かった。……そういう事で。明日、午後一で訓練場に来てな。二人とも」
シグナム、ホークの両名共に承諾する。一日を終えて、ホークは宿舎に向かうため一人で歩いている。
(全く、今日一日色々とあったな。そして、明日も模擬戦。こりゃ、暴走族時代の日々を思い出すな……)
ホークは緊急的に呼び出された人員であるため、そして元暴走族という肩書きを恐れる人物が多いため、一人部屋をもらい、そこでぐっすりと休んだ。
翌日になり、昨日と同じ訓練場へと向かう。昨日と同じ訓練場に立つ。昨日と同じくシグナムとの組手だ。
「八神、俺が拘置所にいた時から頼んでいたものを今返してほしい」
「分かった、これな」
そう言い、はやては二丁の黒い拳銃と円形の型をしている装置をホークに返した。フホークは腰に円形の装置を腰に吊し、二丁の拳銃を銃のホルスターに収めた。
「なるほど……。その腰についているホルスターはそのためだったのか」とシグナムが納得したように言う
「そういう事だ。ただ、このスタイルは驚く程、昨日のスタイルとは異なる。それでも良いのならば、俺は戦う」
バリアジャケットの姿こそ変わらない。変わっているのは銀のブーツを履いていて、両手剣はどこにも無いこと。
「面白い……。では見せて貰おうか!!」
「ああ、良いぜ」
ピョンピョンと軽やかなステップを踏む。攻め込むかと、見せかけて。左手を付き出して一言、「かかってきな」と言う。
「言われるまでもない!」
レヴァンティンを構えて、ホークに襲い掛かる。対して、ホークは突っ込むのではなく、光線銃をすぐに取り出しシグナムに向けて撃つ。青い光線が当っても痛みを感じないのか、そのままゴリ押す様に切りに向かう。
ホークにとっては、それが想定済みだったためか、光線銃をホルスターに収めつつ寸前で避ける。カウンターと言わんばかりに思いっきりパンチを放つ。それは殴る意思が無いものであり、顔面にクリーンヒットはしなかった。が、シグナムはピクリとも動かなかったためか、動揺しながらも質問をする。
「な、何で……今のパン
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