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ポケモンの世界にお気に入りのポケモン持って行こう!
XYのサトシのパーティ、ちょっとガチじゃね?
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ルザが大好きであるはずのジンへとかえんほうしゃを吐いたのだ。これにはカンネとガマゲロゲも呆然としてしまう、ジム戦の最中にトレーナーに攻撃するポケモンなど前例が無いからだ。裕也たちもその光景が信じられなかった。
ジンは自分のポケモンたちから酷く好かれている、それこそ自分の家族といわんばかりに甘えたりしているほどにだ。勿論ゴルザもその一体でありそんな行動が信じられなかった。
「あちちちちちちちちっ!!!」
『ジ、ジン大丈夫!?フ〜フ〜!!』
「ピ、ピカサンキュ……ってゴルザてめぇ何しやがる!!!??」
ジンのそばに居たピカが何とか火を消しとめ、礼を言うとジンはゴルザに大声で叫ぶ。
『ふざけんなよジン!!俺は誓ったはずだぞ、もう負けねぇってな!!俺が信じられねぇのか!!!?そんなに俺は信用するに値しないポケモンかよ!!』
その言葉を聞いて目が覚めた、そうだ自分とゴルザは誓い合ったんだ。あの日、キラに負けたあの時に。自分はゴルザを信じると決め、ゴルザは自分を信じると決めた。それなのに、あのときの恐怖でそれを忘れてしまうなんて、なんて馬鹿なんだろうか。
「悪いゴルザ、目が覚めたぜ!!こっから俺たちの本気を見せてやろうぜ!!!」
『上等だぁああああああああああああ!!!!!!!!!!』
ジンの叫びに呼応するようにゴルザの身体が赤く、そして黒く輝きを放ち始めていく。尻尾の炎も赤から青へと変わって行き全身の至る所から炎が溢れるように漏れ出している。それにより周囲の気温がぐんぐん上昇して行き空気がちりちりと熱を持ち始めている。
「こ、こいつはホットだぜ!ハイドロポンプ!!」
「ゲエロロオロロロ!!!」
再び襲い来るハイドロポンプ。だがゴルザは避けようとしなかった。
「かえんほうしゃ!!!!」
『うううううううううおおおおおおおああああああああああ!!!!!!!!!!!』
そのかえんほうしゃは今までの元とは全く違った。それは嘗て対戦したキラのゴウカザルが放った物と全く同じ、青い炎だった。それはハイドロポンプを完全に無効化しガマゲロゲへと炸裂した。
「ゲロォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
「う、嘘!?炎タイプが此処まで利くなんて!?」
水と地面タイプを兼ね備えているガマゲロゲには効果はいまひとつのはずなのにガマゲロゲは異常な苦しみを見せている、まるで効果抜群の技を食らっているかのような苦しみ方だ。
「止めだ!!最大パワーでだいもんじ!!!」
『終わりだぁあああああああああああああっ!!!!』
青白い炎は逆巻き巨大な大の字を作り出しガマゲロゲを包み込んだ。そして炎が消えるとガマゲロゲはその場に崩れ落ちた。
「ガマゲロゲ戦闘不能!リザードンの勝ち!よって勝者
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