皆が幸せに暮らせる世の中へ
華麗なるダンスは世界を救う
第49話
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大会の前にさあ。」
「うん、気にしないで。あの時の返事だよね。」
ラブは、去年のクリスマスイブのことを思い出している。
「返事。.....。返事はね。」
「うっ。」
「言わなーーーい。」
「エエーーーッ。」
「じゃあ私、もう行かないと、大会が始まちゃうよ、じゃあね。」
「おっ、オイ、待てよ。そんな答えってあるかよ。」
「キーーッ。」
「あああーーーっ。あーーーっ、へーーーっ。」
「バタン。」
ラブも控え室へ入って行った。
全国大会本番
「では、最後のチーム。関東地区代表クローバーの登場です。」
「バンバン。」
クローバーのダンスが始まった。
アリーナ席では、親類の方々がいっぱい着席しています。
ダンス進行中
トリニティの3人も見ている。その中でミユキさんがクローバーの選曲した曲を口ずさんでいる。
ラビリンスから来た幼女たちや四ツ葉高校の男子高生の3人のノリノリで体を動かしています。
数分後、ダンスは終了した。
結果発表と表彰式
「では、結果発表です。まず、第3位から。」
第3位は近畿地区代表コテコテガールズ。準優勝は中部地区代表ゴールデングランパスにそれぞれ決定し、トリニティから賞状とトロフィーが贈呈された。
「最後、見事、優勝に輝いたのは?....。関東地区代表クローバーの皆さんです。」
「うはははははっ。」
「やったあーー。」
「お姉さんたち。」
「やったーー。」
「優勝よ。」
「幸せゲットだよ、グハアッ。」
「おめでとう、やったね。」
「ありがとうございます。これも、メンバーの努力と皆様の応援のおかげです。」
「ウフフフフッ。」
こうして、クローバーはダンスオーディションを最高の形で突破し、トリニティの所属事務所にスカウトされ、プロダンサーとして芸能界入りをすると共に、デビューすることとなった。しかし、辞退する者が1人います。ブッキーこと山吹祈里である。
翌日、山吹家
祈里は芸能界入りを拒んだ理由は、獣医師を目指すことにしたから。医科大学受験に向けて猛勉強を始め。両親が営む動物病院の現場でお手伝いもしています。獣医師を目指す意志が強いことを感じます。
桃園家ラブの部屋
「ホンマ、プロダンサーデビューしまはりまんのか。」
「うん、タルト。」
「来月は、DVD収録を行うからね。でも、ブッキーがいなくなるのは寂しいなあ。」
「仕方おまへん。祈里はん、獣医師なるって、意志が強かったやさかい。」
「私も、今通ってる高校では、欠席による落第や学力低下の懸念があるから、3年生になってから鳥越高校へ転校することに決めたわ。」
「その方がええで。」
「う
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