暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜黒の剣士と神速の剣士〜
SAO:アインクラッド
第5話 西の森の洞窟で
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「見ての通り見る昼飯だよ。それより聞きたいことがあるんだが」
「ン?なんダ?」
「隠しログアウトスポットについてなんだが」
そう尋ねるとアルゴは顔をしかめて答えた。
「あー、その情報についてはまだ調べてないんダヨ」
「そうか。アルゴはどう思う?」
アルゴは難しい顔をして言った。
「そうダナ…十中八九デマだろうナ。それに、そんなものがあるならオレっちが知らないはずがないからな」
「そうか。ありがとう、アルゴ。じゃあ俺は行くよ」
そう言って俺は立ち上がり迷宮区に向かおうとした時後ろからアルゴにガシッ!と肩を掴まれた。
「おいおい、カー坊。オレっちは1度も情報はタダとは言っていないゾ?」
「……まじか…」
はめられた。と気付いた時にはもう遅かった。
気を付ければよかったな〜、と思いながら俺はアルゴに尋ねた。
「それで、何コルだよ」
「いや、今回はお金は取らないヨ。そのかわり手伝ってもらうヨ」
アルゴはニヤッと笑いながら言う。
「まさか、隠しログアウトスポットのある西の森の1番奥にある洞窟について来いと?」
「まぁ、だいたいそんなところダ」
俺はため息をつきならが答える。
「まぁ、確認しなかった俺が悪いからな。それで、いつ行くんだ?」
「いまからダヨ」
「…はぁー、まったく。くえないやつだ」
俺はため息をつきならがアルゴと一緒に西の森に向かった。
第3者side
階段の横の壁に寄り掛かりながら店で買ったパンを食べる。
ほんと不思議だなぁ。ゲームなのにお腹がすくなんて。
そんなことを思いながら最後の一口を食べ終わると前のテーブルから話が聞こえてきた。
「なぁ《隠しログアウトスポット》て知ってるか?」
「え?」
無意識に口から言葉が出た。
でも気にせずログアウトという言葉に惹かれ
て私はテーブルに勢いよく手をついて言った。
「それって何処にあるんですか??」
「隠しログアウトスポットか?それなら西の森の1番奥にある洞窟にあるらしいが…」
「わかりました!ありがとうございます!」
「ちょっ、あんたあそこは!…てもう行っちまった」
私は礼を言うと西の森へ向かって走り出す。
男の人が何か言っていたが気にもとめず、走り出す。
西の門から外へ出て西の森のある方へとひたすら走る。
45分程度で西の森についた。
森の中ではモンスターに見つからないように木の影に隠れながら慎重に進む。
「あった」
森に入ってから20分経ったところで洞窟を見つけた。
「ここに隠しログアウトスポットが」
私は背中から槍を取りながら洞窟に向かう。
だ
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