ターン26 鉄砲水と真紅の瞳
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れでもいいさ。バトル、シャークラーケンでメテオ・ドラゴンに攻撃!」
シャークラーケン 攻2400→メテオ・ドラゴン 攻2000(破壊)
吹雪 LP3300→2900
「そのまま連撃、孤高のウィンター・ストリーム!」
青氷の白夜龍 攻3000→真紅眼の黒竜 攻2400(破壊)
吹雪 LP2900→2300
先ほど灼熱の隕石を喰らったお返しとばかりに放たれた極寒のブレスが、黒い竜の全身を一瞬にして氷漬けにして白く染める。よし、これで流れはだいぶこちらに傾いた。
「ターンエンド。どう、吹雪さん?」
「ああ、さすがにお前は強いな。去年私と戦った時よりもさらに強くなっている………くっ、いや、まだ大丈夫だよ清明君」
「………どこが?」
さすがにこれで心配するなというのも無理があるので試しに聞いてみる。どう見ても乗っ取られかかってるんですが。
「確かにいつもと違ってこれまでなかった力が全身に溢れてくるのを感じるよ。だけど、だんだんコツが掴めてきたんだ。昔の僕はダークネスの支配から逃げ出したい、そのことばかり考えていた。だけど今は亮のためにも、ここでダークネスを逆に支配してやるっていう意志がある。自分から戦う意志を強く持っていれば、闇の力は決して敵にばかりなるものではない」
「まあ、そう言うならそうなのかもしれないけど」
というか実際のところ、闇の力ってなんなんだろう。僕の場合はチャクチャルさんがそばにいるときは完璧に制御できてるから、今一つピンとこない。ダークネス戦や先代に憑かれてた時みたいになるのが飲まれてる、って認識でいいんだろうか。やっぱりよくわからない。それに、これ以上考え込んだらデュエルに身が入らなくなりそうだ。
「ま、こんだけ身近なところにいい例がいればそのうちわかる日も来るか。大丈夫っていうならこのまま続けるよ、吹雪さん」
「ああ、もちろん」
吹雪 LP2300 手札:0
モンスター:なし
魔法・罠:サモンリミッター
清明 LP1100 手札:1
モンスター:青氷の白夜龍(攻・リビデ)
シャークラーケン(攻)
魔法・罠:リビングデッドの呼び声(白夜龍)
1(伏せ)
「僕のターン、ドロー。マジック・プランターを発動し、場の永続トラップであるサモンリミッターを墓地に送り2枚ドロー。ねえ清明君、特別に見せてあげるよ。僕の手に入れた、新しい力。僕の最高の切り札を」
「え?」
吹雪さんの手札はたったの2枚。そこから出てくる切り札なんて、一体何をするんだろう。だけど、さっきまでとは気迫というか威圧感というか、そういったものが段違いだ。
「これが僕の切り札!真紅眼融合を発動!このター
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