ターン26 鉄砲水と真紅の瞳
[11/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
悟はできている。行くよ、清明君!まず伝説の黒石を召喚してその効果で、デッキからさっき戻したレッドアイズを特殊召喚する。そしてそのレッドアイズをリリースし、このモンスターを特殊召喚!出でよ、真紅眼の闇竜!」
レッドアイズが闇に包まれ、より戦闘的に進化を遂げていく。体つきはよりシャープになり、高速飛行には邪魔になるだけの両足は退化し、体中にあふれ出るパワーがオレンジ色のラインとなって全身を彩る。
「このモンスターの攻撃力は、墓地のドラゴンの300倍アップする。今は1体のレッドアイズに伝説の黒石、真紅眼の黒炎竜で計900ポイント分か」
真紅眼の闇竜 攻2400→3300
「バトルだ、ダークネス・メガ・フレア!」
真紅眼の闇竜 攻3300→??? 守100(破壊)
「水晶の占い師のリバース効果。デッキトップ2枚をめくり、1枚を手札に。ダブルフィン・シャークとアクア・ジェット……ここはダブルフィン一択か」
「最後の手札を伏せ、このターンはこれで終了する。長いデュエルだったけど、そろそろ決着がつきそうだね」
「決着?確かにそうですね。でも、勝つのは僕だ!ダブルフィン・シャークを召喚、そして効果発動!自分の墓地から水属性魚族のレベル3または4のモンスターを特殊召喚する!シャーク・サッカー復活!」
ダブルフィン・シャーク 攻1000
シャーク・サッカー 守1000
「だが、これで君はこのターンの召喚権も使った。そのモンスターだけでどうする気だい?」
「無論、勝ちに行くんですよ。魔法カード、ミニマム・ガッツを発動!僕のモンスターを1体リリースすることで相手モンスターの攻撃力を0にし、さらにこのターンそのモンスターが戦闘破壊された時にその元の攻撃力ぶんのダメージを与えることができる。このサッカーの力で、真紅眼の闇竜の攻撃力を0に変更!」
真紅眼の闇竜 攻3300→0
「なるほど、確かにその方法なら低レベルで攻守も低いモンスターが大ダメージを出すことができる、か」
「そういうこと。ダブルフィンで真紅眼の闇竜に攻撃!」
ダブルフィン・シャーク 攻1000→真紅眼の闇竜 攻0(破壊)
吹雪 LP2300→1300
「あとは効果ダメージで……」
「清明君、確かに君の戦略は間違っていない。だが君がこのデュエルに勝つことはできない」
「え……?」
「トラップ発動、レッドアイズ・バーン!自分フィールドのレッドアイズが破壊された時、お互いのプレイヤーはその元々の攻撃力ぶんのダメージを受ける!」
ダブルフィンに噛みつかれた真紅眼の闇竜の姿が急激に膨れ上がり、内側から爆発する。その衝撃波は一瞬でフィールドを覆い尽くし、全部を消し飛ばした。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ