マブラヴ
ゲート 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり
0981話
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赤く染まった頬の円が何を考えているのか理解したのだろう。この中ではもっともその方面に対する探究心が強い美砂が、ニヤリとした笑みを浮かべる。
「ま、そうでしょうね。……けど円。私達がホワイトスターでアクセル君と一緒に住む事になったら、当然レモン達も含めて多人数でそういう事をするのよ? 今から慣れておいた方がいいんじゃない?」
「た、多人数……」
「別に円がアクセル君と夜を過ごさなくてもいいんなら、慣れる必要とかはないと思うけど」
「そ、それは……」
そう告げた円の肩をポンと叩く手。
だがそれは、これまで円と話していた美砂ではなく千鶴のものだった。
その隣には、こちらも頬を真っ赤に染めてはいるが決して拒否している訳ではないあやかの姿。
「はい、答えは決まったわね。……じゃ、アクセル君の部屋は狭いから……」
呟き、チラリと茶々丸の姉妹へと視線を向ける千鶴。
すると、全て理解しているとばかりに答えを返す。
「はい、前もってマスターに言われて大きいベッドを用意してある部屋があります」
……エヴァ、お前実はノリノリだったのか?
そんな風に考えている間に、千鶴や美砂は円を引っ張って着替えに行き、俺は1人案内された部屋でただ待っている。
朝倉達の心遣いはありがたいが……色々と見透かされてそうな感じだよな。
キングサイズのベッドに寝転がりながらそんな風に考えていると、やがて部屋の扉がノックされ、俺の返事を聞く前に開かれた。
そうして入って来たのは、あやか、千鶴、円、美砂。それぞれが俺と共に夜を過ごしたシースルーのネグリジェを着ている。
色々と汚れていたと思うんだが、その辺はきちんと洗濯したのだろう。
「その……分かってはいても、こんな格好を大人数でしていると、少し恥ずかしいですわね」
あやかがそう言いながら自らの身体を抱きしめるが、寧ろそのせいで身体が色々と強調されている。
千鶴は言うに及ばず、円や美砂もまた平均よりも女らしい身体つきをしているだけに、色々な意味で刺激が強い。
「取りあえず、入ってくれ。人がいなくても、その格好で廊下にいるのは落ち着かないだろ」
そう告げ、4人を部屋の中に招き入れ……この日、色々な意味で熱い夜を過ごす事になる。
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