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インフィニット・ストラトス〜箱の中から無限の成層圏へ〜
創と一夏の邂逅
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一夏「これで何回目だ...いい加減しつけえよ...」

窓の向こうから見える研究者らしき人影の来訪に織斑一夏はこそんな言葉を呟く。

一夏「ああ...何であんな事したかなあ....」

この男、ある重大な出来事を引き起こして人生が一変してしまったのである。まあ、それはこの男が多少アホなお陰で引き起こったことでもあるが

事の経緯はつい数日前に遡るーーーーーーー

一夏「ここどこだよ....やべえ、早く会場行かねえと遅れちまう...」

俺は織斑一夏。何処にでもいる普通の中学3年である。さて、俺は人生の分かれ道とも言える高校受験で絶賛迷い子中だ。

一夏「ここか?違うよなあ。ここは.....ん......?」

手当たり次第扉を開けて会場を探していた俺はある物を見つけた。

一夏「IS?何で現行最強兵器がこんなところに?」

其処にあったのは現行最強兵器であるISーインフィニットストラトスである。

ISは篠ノ之 束が開発したマルチフォームスーツである。しかし、この最強兵器、ある重大な欠点が存在する。

一夏「確か女性しか扱えない筈だが.....何故あるし。」

そう、‘"女性しか"扱えないのである。この謎はISが世界に知られて以来最大の謎だ。

一夏「んまあ、これと無い機会だし、ちょいと触っても問題無いよね?」

俺は高校受験で時間が無いにも関わらずそのISを触ってしまった。今考えると非常にアホな行動だと思う。

一夏「.....!?うおおおっ!?」

触った途端、キンッというような金属音が響く。そして間もなく大量の情報が頭に流れてくる。

基本動作、操縦方法、機体性能、特性、基本兵装、可能稼働時間、行動範囲、センサー精度、シールドEN残量、限界出力

全て、何も分からない筈なのに流れてくる情報の全てが理解出来た。

そして肌が何かを伝ってく感触.....皮膜装甲が展開される。今度は無重力感。推進機が正常作動したのである。

一夏「おいおい.....マジかよ......乗れたとか.....」

こうして俺はIS操縦士及び整備士育成学校、通称IS学園の入学を余儀なくされた。

世界初の男性操縦士として......

ーーーーーーーーそして今に至る。

一夏「はあ.....今さら後悔しても仕方ないよなあ.....」

実際、こうなる運命だったのかも知れない。彼の姉である織斑千冬はIS操縦士として今や人類最強と言っても過言ではない。

おそらくだがそれらと何か関係しているのだろう。

一夏「.....またか。朝から五月蝿いんだよ.....」

朝からけたましいインターフォンの音が鳴り続けている。その大半は彼に関する事で、恐らく研究者かなんかなんだろう
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