【D×D】掃除男さん、アンタ分かってないよ!
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には誰なの?」
リアスの問いに、アザゼルは小さく唸る。
「これが発覚したのは、バラキエルの奴を呼び寄せるついでに箒にふっかけた結果として発覚したことなんだよなぁ……あのときは娘を嫁にしてもいいとかそんな話だったな。そっちが後者とすると、前者はアレだけ盛大に騙された癖に未だに箒に懐いてるギャスパーだが……」
「バラキエルは重鎮すぎるし、朱乃のネタが尽きると手が打てない。ギャスパーの方は元々の気が弱いからストッパーはちょっと無理かなぁ……?」
「……となれば、目的は一つに絞られるわね」
眼鏡をクイッと上げたカテレアに、周囲の視線が集まる。
「バラキエルみたいな無骨なのは駄目よ。単に人の話を聞いてないだけだから。かといってそのハーフヴァンパイアの方は好意ではあってもそれ以上にはならない。つまり……」
「「「「つまり?」」」」
「そんな男を止める術は一つ。掃詰箒に盲信的なレベルで好意を寄せていて、彼の為なら命も掛けるし身体も張るような一途な女――恋する乙女をひっつけることよッ!!邪には光、悪には正義、男には女!恋をしている女に不可能はないッ!!」
しん、と会議室が静まり返った。
「………なかなかいいアイデアだぜ、レヴィアタン。確かに女の一途さに勝るものはねぇ」
やや遅れて、わるそ〜な顔をしたアザゼルが提案を承認した。
「確かに。彼が一人身だから動き回るのなら、一人身ではなくしてしまえばいい。彼と同等の行動力を持っていればそれも可能なはずです」
ソーナも同意するように頷く。
「しかも、箒に彼女が出来たとなればからかうチャンス……ゲフンゲフン!箒も振り回される側の気分を理解して落ち着きを持つかもしれないわ!」
私情を隠し切れていないリアスも同意。
「………あんまり話について行けてなかったんだけど、要するに先輩に恋人を斡旋するってこと?つまり恋のキューピッド!?これは天使の仕事だよねっ!」
立場上参加したけどそれほど議題に興味がなかったせいでずっと黙ってたイリナも賛成に回る。
「そうだ……先輩はおっぱいを触ったことがない筈!つまり行動的部分では俺のおっぱい魂は負けてない!先輩におっぱいを触らせれば……俺が実務上は先輩に負けてない事を示せるはずだ!!」
意味不明な結論に達したイッセーも賛成。なお、ドライグは疲れ切ってふて寝している模様である。
全員の意見を聞き入れた祐斗は、若干不安そうな顔をしながらも頷いた。
「では暫定的ではありますが、カテレア・レヴィアタンの意見を採用します!………大丈夫かなぁ、この作戦?」
そもそも箒に惚れてくれる女の子なんてどうやって見つけて、どうやって付き合わせるのかという具体的プランがブランクのままである。あの箒相手に色仕掛
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