1部分:第一章
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いうのだ。とにかく様々な人間がア西部まで流れてきているのだ。それが西部なのだ。
「インディアンの奴等を追い出してな」
「俺達はここにいるからな」
「その俺達の中で生きてりゃ」
「一人か二人あんな女もいるか」
「そんな女でもな」
どうかとだ。ここで話が変わった。
「妙に優しいところがあるよな」
「そうそう、しおらしいっていうかな」
「一途なところがあるしな」
「人間としちゃ悪い奴じゃないな」
そのことは誰もが言った。彼女は少なくとも悪人ではなかった。
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