第二十八話
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らくして、士郎さんが護衛の仕事中に大怪我をして意識不明の重体で病院に運び込まれるといった事件が発生する。
桃子さんは未だ軌道に乗っていない始めたばかりの喫茶店で手一杯。
美由希さんは入院中の士郎さんの看病。
恭也さんは士郎さんが倒れた事で暴走、家族のことなど考えずに不破流の稽古に打ち込むようになり、結果母さんが提案して日中は家でなのはを預かる事になりました。
余り主人公と接触したくは無かったんですけどね…遠い血縁だし、お隣な時点で無理な話だったのかもしれません。
母さんは普通の子供を育てた事が無かった(俺は最初から教えられずともこなしてしまっていた)のでそれこそ実の娘のように可愛がっていた。
…いつの間にか家になのはの部屋が出来ているという現実。
まあ、部屋は余ってるからいいんだけれどね。
言葉を覚え始めると何処で覚えたのかなのはは俺の母さんのことを「まーま」俺のことを「にーに」と呼ぶようになった。
これに慌てた俺達は何とか修正しようと頑張ったのだけれど…結局治りませんでした…
大きくなった今でも内の母さんの事を「ママ」と呼び、桃子さんの事を「お母さん」と呼び分けています。
なのはにとっては「ママ」は内の母さんのあだ名みたいなもののようです。
小さい頃から言いなれてしまって変更は出来ないようだ。
さらに単純に「お兄ちゃん」と言うと恭也さんのことではなくて俺の事を指す言葉だったりもします。
恭也さんの事は「恭お兄ちゃん」などと呼んでいる所を見るとかなり原作とのズレが…
後で解ったことだが日中はほぼ内に預けられていて実の家族よりも俺達家族と一緒にいる時間が長かったなのはは物心が付くまで自分の家は夜になると朝まで何故か預けられてしまって俺達から離されてしまう寂しい場所と言う認識だったらしい。
まあ実際今でも週に何回か家に泊まっていくほどだ。
さて、子供は親の背中を見て育つと言うけれど小さい頃から俺達家族と一緒にいたなのははと言うと…
いつの間にか俺と母さんの修行に混じって竹刀を振っていましたorz
赤ちゃんの時など意識は無いだろうと思い影分身などを平気で使っていた母さん。
まあ、俺や久遠もそれに釣られて少し緩んでいたのかもしれない所もあった。
久遠もなのはの前で平気で人化と獣化を繰り返してたしね。
なのはの中では狐は人に化ける事が出来る生き物で固定されてしまったようだ。
幼稚園とかで将来何になりたいの?という先生の質問に大真面目に「にんじゃっ!」と答えた豪の者だ…
先生達は女の子らしくない夢に「あらあらっ」と若干困惑しながらもスルーしていたのだけれど、うん、アレは絶対マジだ…
今度忍者は本当はいないと言い聞か
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