第二百十話 夜の戦その十三
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今も天下を見ていた。そうして今全軍に告げたのだった。
「よいな、行くぞ」
「都に」
「いざ」
都から遠く離れた磨上原での声だった、政宗もまた兵を動かしてだった。織田と伊達は遂に決戦の刻を迎えた。
第二百十話 完
2014・12・19
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