13楪姉妹と開始
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◇いのり
ライザーとのレーティングゲーム当日深夜11時40分、グレモリー眷属全員は旧校舎のオカルト研究部でそのときを待っていた。
全員駒王学園の制服で小猫ちゃんはオープンフィンガーのグローブを着用している。、
この10日でアーシア、祭以外の四人はかなり打たれ強くなった………だが、この10日では小猫ちゃん、朱乃さんは自分を受け入れる≠アとはできなかった…………
開始10分前になった頃、部室の魔法陣が光りだし、グレイフィアさんが現れた。
「皆さん、準備はお済みになられましたか? 開始10分前です」
グレイフィアさんが確認すると、皆が立ち上がる。グレイフィアさんが説明を始めた。
「開始時間になりましたら、ここの魔法陣から戦闘フィールドへ移送されます。場所は異空間に作られた戦闘用の世界。そこではどんな派手な事をしても構いません。使い捨て空間なのでどうぞ」
「いのり…わかってると思うけど、暴れすぎないでね?」
「わかってる……」
私達が全力全開でレーティングゲームに参加したら、空間を消滅させるかもしれない……神器二つと神滅具二つを同時に禁手させたらどうなるかわからない……
「今回の『レーティングゲーム』は両家の皆さまも他の場所から中継でフィールドでの戦闘をご覧になります」
みんな見てるんだ………ヤマト手を出さないかな?
「さらに魔王ルシファーさまも今回の一戦を拝見されておられます。それをお忘れなきように」
「お兄さまが? ……そう、お兄さまが直接見られるのね」
サーゼクスさんも見てるんだ………ヤマト手出さないかな?
「そろそろ時間です。皆さま、魔法陣のほうへ」
グレイフィアさんに促され、私達たちは魔法陣へと集結する。
「なお、一度あちらへ移動しますと終了するまで魔法陣での転移は不可能となります」
グレイフィアさんの説明が終わると同時に魔法陣の紋様がグレモリーから違うものへと変化し、光り出した。
◆
魔法陣の光が収まると、目の前にはいつもの部室。
『皆さま。このたびグレモリー家、フェニックス家の「レーティングゲーム」の審査員
(アービター)
を担うことになりました、グレモリー家の使用人グレイフィアでごさいます。我が主、サーゼクス・ルシファーの名のもと、ご両家の戦いを見守らせていただきます。どうぞ、よろしくお願いします。さっそくですが、今回のバトルフィールドはリアスさまとライザーさまのご意見を参考にし、リアスさまが通う人間界の学び舎「駒王学園」のレプリカを異空間にご用意いたしました』
レプリカの異空間と聞いて祭が驚きながら部室やここが本物の駒王学園でない事の証明である真っ白な空を見ていた。
『両陣営、移転された先が「本
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