暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
私のパートナー
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途端、え〜なんで〜とか組む予定無いなら組んでよ〜とか野次が飛んでくる。

「いや。組む予定が無いのではなく、私は自分の運を信じてみようかな?と思っているのでクジで相方を決めようと思います」

クジ。それは最終日になってもパートナーが決まらなかった人が先生達が引いたクジでパートナーが決まってしまうというものだ。私は特にこのトーナメントで勝とうとも思ってないので正直パートナーは誰でもいいのだ。

その後、ドボドボと帰っていく生徒達。私はその後ろ姿にバイバイと手を振る。私は振り返って後ろを見ると四人がなんともいえない顔をしていた。そんな微妙な空気が数分流れた後、一夏がポツンと

「………その、優里?」

「なんですか?一夏?」

「その、俺ことは気にしないで好きな奴と組んでいいだぞ?」

「…………なんですか?一夏。自惚れですか?」

「なっ!人が心配してやってるのに」

「だから、言ってるじゃないですか。私は自分の運を信じると」

私はそう言って、保健室を後にした。

???

数日後、私のパートナーが決まった。

「………」

目を丸くして、それを見る私。
そこにはーー

那珂優里&ラウラ・ボーデヴィッヒ

と書いていた。

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