第百十三話
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それを与える者也!」
そんな俺に対して、九人目は急ブレーキをかけて止まり新たに言霊を唱える。少し大きくなっていた体が元のサイズに戻ったところを見ると、化身を切り替えたようだ。しかも、今の言霊は・・・あ、いや。どうせ治らないし・・・
「一つ目の願いだ、魔剣。今から一度だけ、体ではなく意識を切れ」
「マズッ!?」
油断してる場合じゃなかった。とっさに今使える権能を使って止まろうと試すも、もうすでにそれだけの時間的余裕がない。ペガサスを呼び出すのも同様の理由で無理。止まれない・・・!
「コンチク、ショウ・・・!」
「しばらく寝てろや、神代武双」
そして俺はそのまま・・・ティルヴィングに、貫かれた。
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