第26話 魁と黒の剣士、一時の安らぎを過ごす
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といった“お願い”をされる………………おいコラ!誰だ今オレの事を“ヘタレ”だ“リア充”だ“そんなモン断れ”って言った奴は!!出来るわけないだろ!そんな事!!
確かに最初は恥ずかしくて断ろうか悩んだが、その瞬間に詩乃は・・・
『ダメ……?』
と言いながら目をウルウルしてくるんだぞ!?断れるか!?今オレに文句言った奴はそんな女の子を断れるのか!?出来るならやってみやがれコノヤロー!!
「……?…平助?どうしたの?」
……と、頭を抱えて悩んでいたオレに詩乃は声をかけてくれたおかげで正気に戻った
「……ハッ!!い、いや……何でもない…!何でも………」
「…?」
詩乃とそんな話をしていると約束の時間が迫っていたので急いで出かけようとしたら詩乃が…
「ねえ、平助…」
「ん?なんだ、詩乃…?」
「私も…一緒に付いて行ってもいい?」
「………え?」
なんて言われるとはその時思わなかったのでオレはしばらく動けなかった
ダイシーカフェ前・・・
オレ達より先にキリトと知らない女の子がエギルの店の前で待っていた
「悪いキリト!遅くなった!!」
「いや、俺達も今来たとこだから気にするな。で、タカトラ……その子は?」
「ああ、コイツはオレの幼馴染で詩乃ってんだ。詩乃、こっちはSAOからの腐れ縁でオレの仲間のキリトだ」
「こんにちわ…平助から貴方の事は聞いてるわ。幼馴染の朝田 詩乃よ。よろしく……」
「こちらこそ…SAOからタカトラと一緒に戦ったキリトこと桐ヶ谷 和人だ…こっちこそよろしく」
そう言ってキリトは詩乃と握手をするが、その光景を見ているオレとしては気に食わなかったのでとりあえずキリトを………
ブン殴ることにした
「ふん!!」
−−−ゴンッ!−−−
「イダッ!なにすんだタカトラ!」
涙目で抗議するキリトだがそんなモノはオレには通用しない。むしろ男の涙目は見たくなかった。理由は鬱陶しいから
「うるせえっ!何かムカついたから殴っただけだ!」
「何その暴論!?」
オレとキリトのケンカが始まって、殴り合いになりそうなった所で詩乃とキリトの隣にいた女の子が止めに入った。
「ちょっ!やめなよ平助!」
「お兄ちゃんも止めなってば!あと、タカトラ君もお兄ちゃんがそっちの彼女と手を繋いだのが気に入らないからって殴るのはよくないよ!!」
「あれ?オレの事を知ってるみたいだし、キリトのことを“お兄ちゃん”って……………もしかして、リー
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