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小学時代を思い出そう!
「傘遊び」

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 傘をクルクル回すと、ピュルピュルと水滴が飛んだ!それで攻撃しあったなあ。もちろん、やられそうになったら……その時は傘が、盾の変わりになった。
 僕の小学時代の話だ。

◇◇◇

 傘を横にして回すとタイヤに見えた!なので仲間4人で集まって……

「車〜!」

 なんて、言っていたっけ。ついでに歩いている奴に向かって……

「家まで送っていくから、傘さしてくれ〜」

 なんて、言ったけなあ。
 傘を広げてテントゴッコもした。公園の片隅で何人もあつまって、なんだか秘密基地みたいな感じになった。
 お猪口傘!(おちょこがさ)という遊び?もした。傘を思い切り引っ張ると風圧でひっくり返えったのだ。でもこれを婆ちゃんの前でやると……

「傘の骨が折れだろ!」

 と、滅茶苦茶怒られた。
 風の強い日には、校庭に広げて置くと……

「ザザザザー!」

 っと風に走らせる事が出来た。きっとスケボーみたいなものに乗ったら、傘で走れるんじゃないかな?って思ったものだ。
 そうそう、雷は金属に落ちると聞いた日からはビクビクしたものだ。もしかしたら、空から落ちる巨大な稲妻が、僕の傘に落ちるかもしれない!傘を握る手に力が入った。でも、ビルが立ち並ぶ、真っ只中の街では、まず雷に打たれる事はない事を、高学年になり知ったのだった。

おしまい

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