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ソードアート・オンライン〜雷皇の狩人と双棍の闘士〜
A:侵食する闇
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!」
「……狂竜化ウィルス」
ソラ、いやセレナが言う。
「アレが、ゴア・マガラ本来の力。アレに感染すると、一度死んでももう一度甦り、強化される未知なるウィルス。これを食らった人間もウィルスに感染するけど……下手をすると死ぬわ」
「……どうする、ライト?」
「出直してもデータが再構築されて、元通りだろ?なら、狩るしか無いだろ!!」
そのままライトが突っ込むが。
ガキィン!
「あ、固い」
「グルルラァアアアアアッ!!」
そのまま曲刀の餌食になるかと思えば、武器を手放して避ける。
「……硬化、あれもウィルスの特殊能力よ」
「うへぇ……」
「ダーク、アルマ……ってあいつら高みの見物に切り替えやがった!!」
リンが叫ぶと、此方に手を振る二人。あいつらめ………。
「こうなりゃ仕方ねぇ!ライト、リン、そんでサナ、こっちこい!」
俺が叫ぶと、三人は走って来る。
「何かいい案でもあんのか?」
「出来れば使いたくは無かったけどな……背を向けろ。少し、くすぐったいぞ?多分」
三人は俺に背を向けると、俺は、背中を指で縦になぞる。
「おい!」
ライトが言った途端、三人の回りに光の柱が走る。
「何だぁ!?」
「ゼロ、まさか……」
「どうなってるの?」
ライトは叫び、リンは何をするか分かり、サナは少し動揺する。
「セレナ、半分だ。時間稼げ」
「良いけど、ラストは頂戴?」
「ありゃライトの物だ」
言うと、セレナはすぐに駆けてイルファング・ザ・コボルドロードの顔面を蹴り倒す。女って恐ろしいよな。
「さてとまぁ……システムアカウント解放!」
コードを言うと、キーボードが出現し、画面が現れる。
「さってと、派手に行くぜ!!」
キーボードに手を添えると、眼鏡が出現。そのはは高速タイプを始める。
「うおっ!」
ライトが驚きの声を上げる。
当然だ。彼らの防具と装備をこの場で『元々の居場所の防具とスキルと共に、武器を転送している』からだ。
因みに全裸ではなく、ちゃんと光の膜が覆ってるから大丈夫。
「ライト、いつの間にこんなスキルを」
「ゼロ、な?俺の体なら、何処にでも電波などを通して他世界に侵入出来る。今回のはお前らんとこのダークからデータ受け取ってやってるから、下層では無類の最強だぜ?」
フフンと言うと、ライトは言う。
「何でやらなかったんだ?」
「出来ると知ったらダークにやれと言われそうだから」
と、言い返す。
「ホイ、サナ終了。TRIGGERも使えっからとっとと風刃出しぃ」
「え、うん。風刃・オン!」
すぐにトリオン体となり、サナはイルファング・ザ・コボルドロードに向かっていく。
「おい、俺達はまだか!!」
途端、ライトが焦る。流石彼氏、だが……
「まだだ」
「何で!?」
「お前らは数が多いんだよ
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