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インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
貴公子の秘密と私の秘密
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ちた。
チラッと隣を見ると清々しい顔をしていて、しかし その顔を浮かべるのを何故か心の奥の私が許せない。清々しいといえば聞こえがいいがはっきり言って諦めているのだ。自分の人生をこれからを。
(手段を選んでいる訳にはいかないみたいですね……)
私は隣に座っているシャルルさんの耳元で囁く。
「その……私も、シャルルさんに隠していたことがあるんです……。一夏や千冬お姉ちゃんにも言ってないことなので、秘密にしてくれたら嬉しいです……」
(なんか、キラキラオーラを出してますね)
女の人って本当、こういうの好きですね……。
「私……本当はーーー」
ゴクン
と唾を飲む音が聞こえる。
「男なんです……」
「……………?????」
あぁ……頭に?マークが並んでますね。見飽きた反応に思わずため息をつく。
「その嘘ついているわけじゃないよね?」
嘘をついてるのでは?と怪しまれる始末。私ってそんなに男に見えませんかね?
「その、これは私の親が言ったことなんですけど……もし、正体がバレて信用してもらえなかったら下を脱げと言われたんですけど……」
「し、下……?」
かぁあああと顔を真っ赤にさせるシャルルさん。
「そんなの、十代の女子に見せるものじゃないですし……それに、あの変態の言い分を受け入れるのが許さないんで上を脱ぎますね。その、下よりは大丈夫だと思いますし」
「えっ!?えっ!?えっ!?」
「だから、目を瞑っててください」
「えっ!?うん、分かった」
そう言って両手で目を隠すシャルルさん。私はゴソゴソと上を脱ぎ出した。
???
「その目を開けていいですよ」
暫くして、その声が聞こえた。恐る恐る目を開けるとそこには上半身裸の男子がいた。
「………」
「どうですか?信じてもらえましたか?」
「えっ!?あっ……うん……」
僕は心ここに在らずで答える。それくらい、僕は彼の上半身に目を奪われた。
男性とは思えないほど、きめ細やかな肌。皮と骨しかないのでは?と思うほど細い身体。
って、僕 何ガッツリ観察してるの!?これじゃ僕変態じゃない!
「まぁ……信じてもらえたなら嬉しいです。って、正体バレてるから。素の口調でいいか〜」
そう言ってハハハハと笑う彼。
「シャルルも自分の事言ってくれたんだから、俺も言わなくちゃな。って言っても詰まらない話になるんだけど」
彼は笑顔を浮かべながら、ニコニコと話してくれた。
「俺、幼い頃両親を事故で亡くしてさ。孤児院に預けられたんだけど、そこで一夏と千冬お姉ちゃんと会って 二人も俺と同じ目にあっててでも俺と輝きが違うんだよ。あの二人、だからあの二人と一緒に遊べること。俺の友達だっ
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