暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
帰ってきたらシャワーの音がして

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『シャルルが不機嫌なんだ!この通り、お前しか頼めないんだよ』

(だからってそんな事頼みますかね……)

ーー不機嫌な理由を知りたいなんて。

優しい一夏だからでしょうか?オレが悪いなら謝りたいんだ!って。なら、天然のその女たらしを直すべきではないでしょうか?相手に関係なく優しくするからあの三人があんなにわけですし……。

はぁ……、考えても仕方ないですね。私もお二人には仲良くして欲しいですし……。

???

ガチャン

「ただいま、帰りました……あれ?デュノアさん?」

シャアーシャアー
とシャワーの音がする。それでこの部屋に誰もいないのかを理解した。
(なるほど……シャワーを浴びてるってことですね……)
それで私はあることに気づく。
(そういえば、ボディーソープが昨日切れてましたね)
そこまで考えて、固まる。その……いいのだろうか、男性が入っているのに脱衣室に入っていうのはまぁ、この際仕方ないですね。それに私も本当は……ですし……。
意を決して、脱衣室に入った私と同時に開くシャワールームのドア。

「………」

「………」

お互い、ドアを握ったまま固まる。

何故固まったのか、それは相手の裸を見てしまったからだ。そして、なんで互い固まったのか?それは私が想像してないものだったからだ。
ドアを持って固まっているその人は細身の身体に細長い脚をしていた、そして腰まで伸びた髪はウェーブがかかっていて丁寧に手入れされているのがわかる。そして何より一番目を引くのはその胸元だろう。明らかに有るっていうか、出てる。それもかなりの大きさだ。Cカップぐらいだろうか?そして、ジィ〜と見ているとその女の子の肌のきめ細やかさに驚かされるとそこまでじっくり見てから私はさっと顔をそらして、左手に持っているボディーソープをその女の子に渡す。

「えっ……と……、これボディーソープです……」

「えっ!?あっ……ありがとう……」

「その私、出てるのでごゆっくり」

そう言って、バタンと閉めるドア。それから数分経つとシャワーの音が聞こえた。
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