暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
序章
これは遠い遠いあの日の約束
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[2]
次話
あの日、親友が私のせいで攫われた。すぐに見つかったけど、幼い親友には辛く怖いことだっただろう……。
『ゴメンなさい……一夏……。私のせいで……』
『気にすんなって!男が女を守るの当たり前だろ?』
『フフフ。そうですね。なら私も一夏を守りますね。一夏がこうしてくれたように、私も一夏のこと守りたいです』
『あっ……ありがとうな……』
『どういたしまして』
その日、私は親友を守ると誓った。
どんなことがあっても自分がどんな目にあっても貴方だけは守り抜こうと。それは私の自己満足かもしれない、私はまた一人になるのが怖いだけなんだ。やっと出来たその居場所は私には居心地がよすぎたから、私はそれを手放すのが辛いだけなんだろう……。
???
ピピピ
「うぅん?」
耳元で何かが鳴っている……、手探りで探してそれを開いて耳に当てる。
『優里か?』
「うん?千冬お姉ちゃん?なんで……?」
『まだ寝ぼけているのか?まぁいい、優里。お前、IS学園に転校することになったから』
「………」
絶句。
『じゃあ、そういう事だからな。明日、忘れずくること』
ピーピーピー
「…………」
(無茶苦茶すぎるでしょう??千冬お姉ちゃん〜〜〜!!!)
私は心の中で叫んだ。
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