暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
お昼休みは危険だらけ
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んに殴られるような事言ったり思ったり動いたりするから」

「なら、オレはどうすればいいだ?」

「知りません。自分で考えてください」

「即答っ!!」

ガックリと倒れる親友。その親友を見ながら、あっち側のテーブルのメンバーが何か呟いた。

「……なんなんだ、小さい頃から何かというと優里優里って」

「……何よ。アタシよりそういうタイプの方がいいっていうの」

「……わたくしだって、そういうタイプですのに」

最後のパンも口に含んで、よく噛んで食べる。

「ご馳走様でした〜」

あぁ、美味しかった。

???

「美味しいな??この唐揚げ??」

さっきまで凹んでいたのにこの立ち直りって美味しいものって凄い……。私はそう思って、美味しそうに食べる一夏に良かったですね…と相槌を打つ。

「そっ、そうか?」

「隠し味は何を使っているんだ?」

「大根おろし適量だな」

箒が嬉しそうに言う。一夏もうんうんと聞いており、なんか……アレみたいですね。

「優里もいるか?美味しいぞ!」

突然、左を向いてそう言う一夏。
(……貴方はバカですか……)
と思うが正直、気になって食べてみたいと思っていたのは事実だ。なので、私は右手を差し出す。

「?」

?マークを浮かべる親友に私は言う。

「手に置いてください」

「いや。手汚くなるぞ……」

「気にしません」

「いや……」

「なら、要りません」

そう言って、手を引っ込める。私に一夏はあぁ、分かった!!と言うと手に唐揚げを置く。それをパクっと食べた私は目を丸くした。

「美味しいです??箒って料理出来たんですね??」

「どういう意味だ??」

食ってかかる知人をまあまあと落ち着かせる私。はぁはぁと肩で息する知人。そんな知人にさらなる試練が降りかかる。

「本当に美味しいのにな……。箒 本当に食べないのか?」

「いらんと言っておるだろう。一夏が食べてくれ」

「でもな……」.

往生際が悪い親友は箒に向けて、あるものを掴んであーんと言う。それに固まる知人、私はそれを見てニヤニヤと笑う。

「その……一夏……」

「どうした?美味しいぞ?」

その様子を見て、一夏を睨む凰さんとオルコットさん。それにまたズレた考えを浮かれる我が親友。

「そうだな。私も食べて見たかったんだ」

そう言って、一夏から唐揚げをもらった箒は平然を装っていたが、顔はゆるゆるだった。そんな箒を見たデュノアさんが一言。

「箒と一夏って仲睦まじいね」

その後、あははとスマイル。それに即座に反応したのは凰さんとオルコットさんだった。なんか異様なオーラを感じるな……。

「誰が
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