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インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
お昼休みは危険だらけ
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ない。
「その……ダイエットだ!私は今、ダイエットしていてな。それで一品減らしているのだ」
モグモグ。モグモグ。
「そうなのか?でも、ダイエットするほどではないと思うが」
と一夏が箒を見る。そして、その失言を耳にした凰さんとオルコットさんが目の色を変える。凰さんは腕を組んでコンクールをコツコツと靴で蹴っているし、オルコットさんは呆れて声で出ない状態だし……。
(あぁ……知らないですよ……私は……)
「なんで男ってみんなそうなのかしらね。ダイエット=太っているって」
「本当、デリカシーに欠けますわね」
「イヤイヤ、そういう意味で言ったんじゃなくてなーー」
そう言って横を向いた一夏。だけど、向いた先がいけなかった。そこには顔を赤顔している箒、そしてボキッと音が出るんじゃないだろうか?と思う勢いで顔を手で押し返す。
(………)
「一夏っ!貴様!どこを見ている?どこを!!」
「どこって……身体だろ……?なんで、顔赤ーーぐわっ!?」
「あんたって奴はっ。なに堂々と女子の胸を見てるのよっ!!」
ガタンガタンと揺れる机。揺れるといってもほんの少しなんだが
(あっ、危ない。パンが落ちます)
私は横に座るデュノアさんの肩を叩く、すると一夏とその他三人のじゃれあいに困惑顔していた。私は後ろのテーブルを指差す。それで私がどうしたいのか分かったのだろう、しかしすぐには頷かず。四人を見て、小声で私に問いかける。
「いいのかな?助けなくて……」
「いいんですよ。そのうち、収まるでしょうし 一夏はもう少し女心というものを理解すべきだと思うので」
(そうじゃなくても天然の女たらしですからね)
二人ならんで大人しくパンを齧っていると
「一夏さんには紳士になるための素質が色々と欠けているようですわね」
とオルコットさんのマジ怒りの声が聞こえた。あぁ、顔笑っていて怒るって結構怖いんだな……。それに私の親友はくだらない事を考えているようだし……。
「「一夏っ!!」」
箒&凰さんに怒鳴られた一夏は助けを求めるべく、私を探す。その私はというと、デュノアさんに視線を固定して一夏を無視である。だって、おっかないもん。
「優里ぃ……」
「………」
無視です。無視、元はと言えば一夏が悪いんですから。
「優里ぃ〜」
「………」
「えっ……と。那珂さん?一夏が呼んでるよ?」
デュノアさんは私と一夏の顔を交互に見て、困ったように言った。
はぁ……、仕方ないですね……。相手しましょうか……。
「……なんですか?一夏?」
「いや、優里。なんでそんなに面倒くさそうなんだ?」
「私の事はいいんで……結論から言いますと一夏が悪いんですよ。皆さ
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