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インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
専用機持ちは苦労人
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目でお前も大変だな……と慰めてくれた。
慰めていないで、助けてください!
私の心叫びが聞こえたのか、はたまた偶然なのか。
スパパーン
とモグラ叩きの要領で頭を叩いて行く今回の授業の鬼教官。そして、ウェーブのように頭を抱えて蹲る班の女子達は見ものだった。
「「「イッターーー!!!!」」」
蹲ったのは違う時間なのに見事なハモりで叫んだ私の班の女子達は顔を上げて、そこでそこに修羅が立っているのに気づく。
「そんなにやる気があるのなら、那珂なら不満だろ?どうだ?私が直々に訓練してやるぞ?」
途端、ガタガタを震えて顔を見合わせ 適当は言い訳を探す女子達。
「あっ、その……」
「わ、私達は那珂さんの方がいいかな〜……なんて……」
「せ、先生のお手を煩わせるわけには……なので、那珂さんで……」
しかし、そこを笑って許すほどこの修羅は甘くないのだ。
「まぁ、釣れないことを言うなよ。将来有望のやつらにはそれ相応のレベルが必要だろう?……じゃあ、あっちで出席番号順に始めるぞ」
(うわぁ……問答無用ってこういうことを言うのかな……)
とばとばと千冬お姉ちゃんについて行くみんなからは負のオーラが漏れていた。そして、残された者と私の間に沈黙が落ちる。
「「「「イッターーーー!!!!」」」」
あっ、犠牲者が増えたらしい……。御愁傷様です……
「えっ……と……。始めましょうか?」
私の問いかけに無言で頷くみんなだった。
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