第百六十五話 天地
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ピン。
マグナモン[何ビビってんだ馬鹿]
嘲笑うマグナモンにこれではどちらが悪役か分からないとフェイト達は思う。
徹底的に相手をコケにし、屈辱感と無力感を植えつけていく戦い方は一応黒幕であるはずのベリアルヴァンデモンが哀れに思えてくるから不思議だ。
ベリアルヴァンデモン[ぐっ…なんてガキ共なんだ…だが、これくらいでやられる俺じゃねえ……!!俺はやっとの思いで復活したんだ……ここでお前ら如きにやられてたまるか!!]
メルティング・ブラッド。
全てを溶解させる赤い霧。
しかしマグナモンは顔色すら変えず指1本で充分と言う宣言を覆さないように指先を地面に向けて放つ。
爆風で赤い霧を吹き飛ばすとベリアルヴァンデモンにビーム連射。
ベリアルヴァンデモン[ぎゃあああああああ!!!!]
ビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビ!!!!
凄まじい連射のビームにベリアルヴァンデモンが悲鳴を上げながら倒れた。
マグナモン[まだと分かっていないようだからお前の皺のない脳みそにも分かるようにハッキリと教えてやろうか?無駄なんだよ。お前みたいなカスが俺に勝とうなんて、微生物以下のお前がどう頑張ったって]
ベリアルヴァンデモン[ぐ、ぐうう…]
屈辱に顔を歪ませるベリアルヴァンデモンヴァンデモン。
ベリアルヴァンデモン[(ぐっ…な、何とかしてデジタルワールドに…デジタルワールドにさえ行けば奴らなど…)]
マグナモン[そうそう、更にショックな事実を教えてやろうか?デジタルワールドにロックをかけた際にデジタルワールドにも実力のある奴らを行かせたんだ。そいつらはまだ経験は浅いけど…1人1人がお前程度なら簡単に倒せる程の実力を持っているぞ]
ベリアルヴァンデモン[なっ…馬鹿な…嘘を…嘘を吐くな!!]
マグナモンの言葉を信じたくないのかベリアルヴァンデモンは真っ青な表情で叫んだ。
マグナモン[まあ信じる信じないはお前の自由だけどな]
フェイト「私達はあなたを許さない」
なのは「人の今よりよくなりたいという思いを利用したあなたを…」
ルカ「あなたに与える慈悲など微塵もない。圧倒的な実力差を痛感しながら絶望の果てに死ぬ。それがあなたに出来ることですよ。」
全員から絶対零度の視線を向けられる。
アリサからは憐れみの目を向けられた程だ。
奴らは自分を脅威として見るどころかそこら辺に転がる石ころと同程度にしか見ていない。
マグナモン[そろそろお遊戯はお終いにしようぜ。ベリアルヴァンデモン]
空間を急速圧縮、瞬間膨張させ、黄金のレーザー光を放つ。
マグナモン[シャイニングゴー
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