暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
夜に舞う蝶
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シリルにお願いしてウェンディが寝ている間膝枕してもらったんだから」
「な・・・なんでそんな・・・////」
「だって・・・ウェンディ、シリルのこと好きでしょ?」
「ええ!?なんで!?」
「だってずっとシリルと一緒にいたがるし、なんか話してるときもシリルの方チラチラ見てるんだもん!多分シユウもわかってるよ?」
「そ・・・そんな・・・////」

なんか二人がコソコソ話しちゃってる。ウェンディの声だけ丸聞こえだけど・・・ヨシノちゃんが何言ってるかわかんないから何の会話してるかわからないや・・・

「ウェンディ!頑張ってね!!」
「え!?な・・・何を頑張るの!?」

ヨシノちゃんはウェンディとの会話が終わったのか、シユウさんの元に走っていく。あとに残されたのは顔を真っ赤にしたウェンディただ一人。
俺はそのウェンディに近寄る。

「大丈夫?ウェンディ」
「し・・・シリル!?う・・・うん!!全然大丈夫!!」

慌てた様子で首をものすごい勢いで横に振るウェンディ。なんか小動物みたいで可愛いぞ!?

「でも・・・よかったね。無事に解決できて」
「うん!!だけど・・・私たちだけじゃ解決できなかったね。また皆さんに助けてもらっちゃいました・・・」
「そんなこと気にしてたの?」

ウェンディが少し落ち込みぎみにそう言うとルーシィさんが顔を覗きこみながら言う。するとナツさんがウェンディの髪を後ろから掴む。

「いいじゃねーか!解決したんだし!助け合うのが仲間だろ!」
「ちょっと!!ナツさん!!髪を引っ張らないであげてください!!」
「悪ぃ悪ぃ」

俺がナツさんを注意するとナツさんは悪びれた様子もなく手を離す。ウェンディも怒ってるか?と思って顔を見たらなんだか嬉しそうな顔してる!?
もしかしてウェンディってそういうことされたい人なのか!?

「じゃあ俺らも家に帰るか!!」
「? 家?」
「家って・・・?」

突然ナツさんが背筋を伸ばしながらそう言ったので、俺とウェンディは意味がわからず聞き返してしまう。

「おう!!俺らの家だ!」

ナツさんがそう言うとそこで俺たちはようやく家という言葉の意味を理解する。

「「はい!!家に帰りましょう!!」」

俺とウェンディは返事をする。俺たちの家・・・たくさんの家族(なかま)がいる(ギルド)・・・妖精の尻尾(フェアリーテイル)に!!

パァッ

「「!?」」

俺たちが話していると突然まばゆい光が目にはいる。俺たちはそちらを向くとそこにはヨシノちゃんがうろうろしていた。

「どうしたの!?」
「ヨシノちゃん?この光は!?」
「わかんない!竜の宝が突然光だして・・・」
俺とウェンディ、そしてヨシノちゃんは光輝く竜の宝の前にやっ
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