episode 1
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である!
デュエリストとしてこの宣伝を無視するワケにはいかない!と思い、両親をなんとか説得してやっと入学することが出来たのである。
ならばなぜ学校に行きたくないのか?
友達がいなくてもカードが好きなら部活を楽しめばいいじゃないか、
そう思うだろう?
俺も最初はそう思っていたさ!
部活の同い年の人と仲良くなろうと思っていたさ!
だが、しかし!なんと入学してみればカードゲーム部はなくなってしまっていたのである!
これが俺の学校に行きたくない理由2つ目である。
「友達もおらず、目指してやって来た部活動も無しでどうやって生きていこう…」
「おーい!あきらー!」
地獄のような3年間を見通して鬱になりかけていたときに聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「よっ、おはよう!滉!」
「うーっす」
朝から無駄に高いテンションのこの男は川原 夏樹(かわはら なつき)
おれの中学からの友達で親友。
高校は遊学高校から徒歩15分程度の場所にある秀才高校に通ってる。
高校名を見ればわかると思うがかなりの秀才の集まりで200点満点のテストで150点以上が合格ラインという学校だ。
夏樹は中学のテストでは毎回180点以上を叩き出していたが…。
通学路が同じということもあり毎朝一緒に登校している。
ちなみにこいつもデュエリスト。
「なんだその低いテンションは!
何かあったのか?」
「この先の暗い高校生活を想像するととてもハイテンションにはなれなくて…」
「まぁ、元気だせ!カードゲーム部がなくても休日は俺が相手してやっから!」
「うぅ…夏樹〜、お前やっぱいいやつだな〜」ガバっ!(抱きついてる)
「おい!バカやめろって!公衆の面前で男同士のハグは誤解を招きかねない!」
「う〜ん、なつきちゅわ〜ん」
「うぉっ!?あぶねぇ、もう少しで俺のファーストキスが奪われるところだったぜ…」
「あんた達何してんの?」
俺たちのラブストーリー(?)に水を差してきたこの女は暮林 愛美(くればやし あみ)
こいつも俺と中学からの友達。
学校は夏樹と同じ高校に通うエリート。
な の だ が
顔は‘‘下’’の‘‘中’’という…まぁ…うん…ご察しください。
「いい加減にしないと遅れるわよ!さっさと切り上げて来なさいよね!(ウィンク」
そう言いながらぶりっ子走りで駆けて行く愛美。
「………」
「………」
「…1ついいか?」
沈黙を破ったのは夏樹だ。
「…うん?」
「俺…1回人生やり直してくるわ…」
「待て!はやまるな、夏樹!
た、た
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