暁 〜小説投稿サイト〜
スマブラ!〜逃走中〜
〜オープニング〜
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からな。男なら逃げ切ってやるぜ」

F-ZEROレーサーのキャプテン・ファルコン。足には相当の自信があるようだ。


「自首は出来ればしたくない。グレートフォックスの修理代諸々がなぁ……」

雇われ遊撃隊も、金には敵わない。


「賞金手に入れたら……スマブラのメンバー集めてコンサート開きます!」

――皆さん眠っちゃいませんか?

「……み、耳栓をしてもらえれば大丈夫です!」

本末転倒だ……。


「うん。ここが良いな」

ヤマブキシティの建物の隙間に潜むドンキーコング。
良い隠れ場所を見つけたようだ。

「ディディーに絶対勝つからって言ったからな。兄貴分としてカッコいいところを見せたいんだよ」

――賞金は何に使いますか?

「バナナ……と言いたいが、ジャングルの仲間と相談かな?」

ハンターに確保されれば賞金はゼロ。ゲーム失格となってしまう。


「――ッ!? 今ハンターさんいましたね……!」

ハンターを目撃したヨッシー。急いでその場から遠ざかる。

「ハァハァ、ハンターさん怖いですね。乱闘とはまた違う緊張感があります」

ハンターは神出鬼没。何時、何処から現れるか分からない。


[55:00 90,000]

[54:59 90,300]

[54:58 90,600]


「5分経過でもう9万円。うわ、何か興奮するなぁ」

ニヤニヤが止まらないミスター任天堂。

「目標は勿論逃走成功なんだけど、心配なのがね。我が弟なんですよ」


「兄さんは108万円目指すって言ってましたけどね、正直10万円でも大金な気がするんですよ僕にとっては」


「自首……するかなぁ。【ルイージマンション】でテレサ相手にもかなりビビッてたし、今回相手ハンターでしょ?」


「怖くなったらもう自首します。ええ、後はもう兄さんにお任せします」


「自首しそうだなぁ……早々に」

弟が心配な兄と……

「出来れば自首用電話の近くに隠れておきたい。いざって時のために」

兄に任せる気満々の弟。そんな彼の前に……。

「――ッ!? うわっ! ハンターッ!?」

ハンター、Lock On

「速い……ッ! 速……ッ!」ポン

油断大敵だ……。

「うわ〜……ゴメン兄さん」



PiPiPiPiPiPi

「ッ!? ビックリした。ハイラルにこんな物無いから変な感じですね」

メールだ……。

「確保情報……ポケモンセンター付近にて、ルイージ確保!」

「逃走者の人数はこれで11人となった。早いな」

「まだ5分ちょっとしか経ってないのに……もうルイージ君が捕まるなんて」

逃走者への確
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