ラビリンス本土決戦
いざ敵地へ
第46話
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ピュピュピュピュッ。」
「バコバコバコバコバコバコバコバコ。」
「ハアハアハアハア。」
「あら、どうしたの。随分苦しそうじゃない。」
「苦しいってどんなことか。」
「悲しいってどんなことかを知っている方が。」
「幸せな気持ちが。」
「よく分かるの。」
「エエイ、ざれごとは聞き飽きた。」
「ピュピュピューーーッ、バコーーン。」
「うっ、ううーーーっ。」
繁華街 オーロラビジョン前
「カシャカシャカシャカシャッ。」
「ザワザワザワザワ。」
「いつの間に、こんなにぎょうさん集まらはったんやろ。」
「えらいこっちゃ、これはえらいこっちゃで、アズキーナはん。」
「エーーーッ。」
「見てみい。皆、立ち止まってんねん。」
フレッシュ5人VSノーザ
「ううーーーっ。」
「あーーーっ。」
「さっさと消えなさい、プリキュア。フーーーッ。」
「バーーーーン。」
「わっ。」
「ピュピュピューーーッ、バーーーーン。」
「キャーーーッ。」
「ドテドテドテドテドテッ。」
繁華街オーロラビジョン前
「ああーーっ、うわあーーーーーっ。」
「プリキュアはん、ピンチどす。」
「わいが、わいがプリキュアのためにできることは何や。一体、何や。あっ。」
タルトはリンクルンを出した。
「タルト様、どないしなはったどす。」
「どうか届いてや。」
タルトは、リンクルンでダウンロードした曲「子守唄」を鳴らし始めた。
「プリキュアに聞かせたいの。」
「そや。」
「もっと大きい音はでないの。」
「そんな事言うたかて限界やで。」
「ああーーーっ。」
すると、アズキーナのリンクルンにテレビ電話の着信が入った。
「タルト、アズキーナ。」
「調律担当はん。」
「この曲、今、遠隔操作で盗まれた旧クローバーボックスから曲を流すことは可能よ。」
「妖精さん待ってください。官邸のコンピュータルームから曲を流すと、一発で気付かれます。」
「そうか。」
「ここはお任せください。」
「あの巨大テレビのスピーカーにつなげば、大きな音が出るじゃないかな。」
「何だ、どうした。そうか、テレビのスピーカーから携帯電話に入っている曲を流したいんだな。おいっ、誰かオーディオ機器に詳しい人はいないか。」
「俺、分かります。」
「私、スピーカーのケーブルが通ってる場所知ってるわ。」
「よしっ、皆で手分けしてやってみよう。」
「オーーーッ。」
ラビリンス民衆は、携帯電話からテレビスピーカーにつながるケーブルを取りに行った。
「タルト、アズキーナ。」
「ヘエ。」
「このお嬢ちゃんにリンクルンを持たせるようにした
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